公開されるな否や大人気となり、一時受付が停止となっていた「ANAソラチカゴールド」の入会が再開されています。現在、大盤振る舞いのキャンペーンが走っていて、すべてをクリアすれば実に23万マイルを超えます。プラチナプリファードが年間上限の500万に達する見込みなので、年内残り3ヶ月少々で修行しようと思い、作成してみました。
- ソラチカゴールド基礎情報
- 入会特典
- キャンペーン1 JCB主催
- キャンペーン2 JCB主催
- キャンペーン3 ANA主催
- 通常獲得ポイント:OkiDokiポイント
- メトポルート
- マイ友プログラム
- キャンペーン獲得マイルのまとめ
- 注意点
ソラチカゴールド基礎情報
23万超マイルをキャンペーンで獲得する前に、まずソラチカゴールドの基礎情報から。こちらはJCBが提供しているANAの提携カードで、カードの利用でマイルが貯まるほか、「ソラチカ」の名前の通りPASMO機能も付いていて、東京メトロのポイントであるメトポもマイルに変えることができます。
- ブランド JCB
- 年会費
- 一般 2200円(初年度無料
- ゴールド 1万5400円
- タッチ決済非搭載・PASMO搭載
ゴールドには、航空機遅延保険も付いていてショッピングガード(国内)も搭載。有料のラウンジキーにも対応です。
ではここから今回のキャンペーンを見ていきます。ちなみに過去、2022年7月〜2024年6月までの間にソラチカカードを持っていた人はキャンペーン対象外。それ以前に持っていて解約している場合は対象のようです。
入会特典
まずは入会特典。こちらは一般で1000マイル、ゴールドで2000マイルとなります。
キャンペーン1 JCB主催
続いてJCB主催のキャンペーン1です。エントリーして2024年12月31日までの利用金額に応じて、最大5万1000マイル相当のポイントが付与されます。条件は次の通り。
- 9月30日までにカード入会申し込み
- 計測対象期間 7月1日〜12月31日
- ポイント付与 2025年3月末
- 要お知らせメール配信設定
- 要エントリー
- 要MyJCBログイン
キャンペーン2 JCB主催
12月末までの期間中、さらに250万円を超えて300万円以上利用すると、追加で5万マイルが付与されます。こちらのマイルは12ヶ月間有効の用途・期間限定です。
キャンペーン3 ANA主催
続いてANA主催です。ANAサイトでエントリーして、11月30日までの利用金額に応じて、最大7万マイルが付与されます。条件は下記の通り。基本情報としてはJCBのキャンペーンとは違い、計測対象が11月30日までですが、ソラチカゴールドについては延長されています。
- 9月30日までにカード入会申し込み
- 計測対象期間 7月1日〜11月30日(ゴールドは12月31日)
- ポイント付与 2025年3月末
- 要ANAエントリー
通常獲得ポイント:OkiDokiポイント
今回大量の決済を必要とする修行なわけですが、通常利用でのポイントも貯まります。1000円決済につきOkiDokiポイント1ポイント。OkiDokiポイントは1ポイントあたり3マイルに替えられるので、1000円につき3マイルとなります。
JCBキャンペーン2の上限である300万円決済した場合、3000OkiDokiポイントが貯まることになります。ちなみに、こちらのOkiDokiポイント、マイルに移行できます。ソラチカゴールドを作るときに、「ポイントコース選択」というのがありますが、これが通常獲得ポイントをマイルに移行するときのレートになります。
まず前提として、OkiDokiポイントのマイル交換レートの基本は次のようになっています。
- 通常獲得ポイント:1000円ごとに1pt付与。移行レートは10マイル/5マイル
- ボーナスポイント:条件達成で付与。移行レートは3マイル固定
そのため、キャンペーンで得たボーナスポイントは1pt=3マイルで計算します。一方の決済で得た通常ポイントは、ポイントコースによってレートが変わります。コースは随時変更も可能です。
- マルチポイントコース(5マイル):レート5マイル、手動で移行、無料
- マイル自動移行コース(5マイル):レート5マイル、自動移行、無料
- マルチポイントコース(10マイル):レート10マイル、手動で移行、5500円/年
- マイル自動移行コース(10マイル):レート10マイル、自動移行、5500円/年
要するに(10マイル)のほうは、1pt=10マイルのレートで交換できるが、年間5500円の手数料がかかる。手数料を払いたくなければレートは1pt=5マイルというわけです。ただし、ゴールドカードの場合、10マイルでも手数料は無料になります。
今回はソラチカゴールドなので、悩まず10マイルのほうを選択です。自動と手動はどちらがいいかというと、コストを考えない場合、有効期限に関係してきます。OkiDokiポイントもマイルもそれぞれ3年の有効期限*1がありますが、期限ギリギリまで待ってポイントをマイルに替えれば、3+3の6年まで期限を延長できます。
もちろん手数料のかかる一般カードの場合、手数料無料の5マイルコースでポイントを貯めて、マイルに変更する年だけ10マイルコースに変更すれば、手数料を削減することもできます。
閑話休題。というわけで、ショッピングで300万円利用すると3000ポイントが獲得できますが、これは10マイルコースで3万マイルに変換できるというわけです。
メトポルート
実はソラチカカードには、もう一つマイル効率アップの仕組みがあります。先程、通常OkiDokiポイントは5/10マイルに、ボーナスOkiDokiポイントは3マイルに替えられると書きました。ところがもう一つ、メトロポイントに変換することもできるのです。
キモはボーナスポイントもメトロポイントに替えられること。レートは1OkiDokiポイント=5メトポ。そして100メトポを90マイルに変換できます。つまり、1pt=4.5マイルに替えられるわけです。
マイ友プログラム
マイ友プログラムは、ANAカードの紹介プログラムで、すでにANAカードを保有している人から紹介されると2000マイル相互にもらえるというものです。ぼくはまだカードの登録が終わっていませんし、このプログラム本名の提示が必要なので、不特定多数に紹介するつもりはありません。
ネットで検索すると、紹介者と紹介番号を公開している人がけっこういるので、そうしたものを使ってみるのもいいでしょう。
キャンペーン獲得マイルのまとめ
さて、キャンペーンの概要を見てきました。まとめると下記のようになります。
- 入会特典:2000マイル
- JCBキャンペーン1:1万7000OkiDokiポイント=5万1000マイル(メトポ経由7万6500マイル):250万円利用
- JCBキャンペーン2:5万マイル 300万円利用
- ANAキャンペーン3:7万マイル 150万円利用
- 通常獲得pt:3万マイル 300万円利用
- マイ友:2000マイル
ここまでの合計で、23万500マイル。決済での利用は300万円ですから、マイル還元率で7.68%。言うまでもないですが、1マイルは1円以上の価値がありますので、発行直後に取られる年会費1万5400円を差っ引いても、素晴らしいキャンペーンだというわけです。
注意点
ちなみに、各種ポイントサイトなどでの掲載はないため、今回は素直に公式サイトで作ってOKでしょう。ぼくも紹介リンクとかありませんし、マイ友も募集していません。
注意点としてはスケジュールでしょうか。
- 9月末までに申し込み、10月末までに発行・入会
- 12月末までに合計300万円利用
と、少々タイトになります。マイルは航空券などに利用するのが最も効率がいいですし、先のメトポルートを使えば有効期限を伸ばすこともできます。
↓300万円修行法を考えてみました
また、ANA Payを使えば1マイル=1円で利用もできます。バーチャルクレカ番号も発行されるので、使い道に困ることはありませんね。ぼくはあまりマイルについて詳しくないので、このあたりはおいおい調べたり、教えてもらったりしたいと思います。
*1:ゴールドの場合。一般は2年