FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

FIREしたら前より忙しくなった件について


どうもこのところ、働きすぎです。特に来週・再来週がひどくて、打ち合わせなどのアポだけで20件近くあるじゃないですか! いったいなんでこんな事になっているのやら。

ワガママな仕事の仕方をしてきたが……

2年前に退職してFIREとなり、気の向いた仕事だけ個人事業主としてやるか――という生活を始めました。そのときに決めた仕事の基準は、「内容を重視」して報酬≒ギャランティは気にしない。そして、「自分のほうに多くの裁量がある」ものだけを選ぶようにしました。さらに仕事の安定性はなくなりますが、「定期的な仕事は引き受けない」というものでした。

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これ、いいでしょう? 自分のやりたい仕事だけを、自分のやりたいように、かつ単発でいつでも止められるように行う。こんな理想的な働き方はないじゃないですか。

 

当初はそう思ったのです。これで完璧だと!

 

そこから約1年。こんなやり方でも仕事は軌道に乗ってきました。副業と位置づける個人事業からの収入が、FIRE直前のサラリーマン時代の手取り(額面じゃないよ)の倍近くまで行きました。どれだけアクセクと汗水垂らして頑張ったかというと、週10時間程度の労働です。

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会議もない。ウマの合わない人との仕事は断る。楽しそうな仕事だけやる。それでいて労働時間は短くて、そのくせそこそこカネは入ってくる。なんだこれ、こんなことならもっと早く退職するんだったよ!と、このときほど強く思ったことはありません。

 

5年前に戻ったら、今すぐ仕事をやめろ!と全力で過去の自分に説教したい気分でした。

仕事は自然増殖する

ところがですよ。なんか最近いそがしいなぁ……と思って予定表を見ると、毎日ビッチリ予定が詰まっているではないですか。7月の中2週はなんと打ち合わせとかアポだけで20件! なんだこれは……。サラリーマン時代よりも忙しいじゃないですか。

 

なぜだ? なぜこうなった? というわけで、予定を発生理由別に棚卸ししてみました。

  • 友人から頼まれた:2件
  • 取引先から依頼された 3件
  • ランチに誘われた 2件
  • 過去の仕事の延長 1件
  • つい約束した 2件
  • 個人的に面白そう 9件

「友人から頼まれた」ものはやらざるを得ません。そういうものです。「取引先からの依頼」は面白くなければ断っているのですが、今回は3件とちょっと多いですね。既存の取引先からご紹介いただいた案件なので、紹介してくれた手前、断るわけにはいきません。「ランチ」はだいたいいつでもOKなのですが(よければお誘いください!)、ちょっと忙しい中で2件はスケジュールがパズルでした。「過去の仕事の延長」も仕方ないですね。ちょっとトラブった案件があったのですが、そのリカバリー案件です。「つい約束した」のは、その当時はそこまで忙しくなかったから!

 

でもまぁ「個人的に面白そう」が約半分の9件なので、まぁ楽しい週だと思うしかありません。棚卸しして、納得しました。面倒ならキャンセルしてもいいし。

 

こうやって案件を見て思うのは、仕事をやっていると、取引先から別の取引先に紹介されて増えていくということです。こちらからは営業らしきことはやっていないのですが、まぁだんだんこうやって仕事は増えていくようです。仕事の成果というのは自分の能力じゃなくて、どれだけ素晴らしい人にめぐり逢い、引き立ててもらえるかに尽きるというのを、会社を辞めてからしみじみ思います。

個人的な活動も重なった

もちろん忙しいのはちょうど個人的な活動も重なったこともあります。本日夜はインデックス投資ナイトだし(みなさん会場でお会いしましょう!)、取引先の人を数人集めた飲み会も予定されています。

 

8月に数十名規模の大規模なオフ会イベントを開くのですが、その準備もあります。

 

ジム(1回2時間くらい)も週2〜週3で入れています。そして2泊3日で太平洋から日本海まで自転車で走破しようという自主イベントも予定されています。

 

うん。これだけ予定がいろいろあったら、そりゃ忙しいハズだ。まぁしょうがないかも。忙しすぎるのも何だと思っていましたが、これは充実しているって範疇にいれてもいいのかもしれません。

 

そして、会議がなくて、すべてのアクティビティに主体的に関われる=裁量がある。これがやっぱり人間的な生き方だなって思うのです。

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