FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

週に10時間だけ働く

9月は支出がけっこうあった一方で、副業収入もかなりありました。ぼくの場合、これまでの仕事をフリーランスとして、お話があれば引き受けているのですが、それがだいぶ増加してきた形です。

ちょっと働き過ぎか?

正直、9月の副業収入はFIRE前のサラリーマンの手取り収入の倍近くまで行っています。稼働時間が圧倒的に少なくなっている中、収入が倍増するというのは面白いものです。これじゃ、FIREしたというより脱サラしてガンガン働いているみたいじゃないですか。

グラフの赤はブログ収益(広告とアフィリエイト)ですが、普段があるんだかないんだかわからないレベルの収益なのに、たまーに爆発的に伸びるのは特徴的ですね。このチャートを見ると、ブログとかで生活費を稼ぐのがいかに難しいか分かると思います。

強気の営業スタイルはFIのおかげ

さて、フリーランスの仕事ですが、普通は収入が減ると生活が成り立たないので、過去のコネを使って営業をかけて仕事を増やすようにする感じですが、ぼくは資産からの収入で生活には困らないので、基本的に営業活動はしません。知り合いが紹介してくれるとか、口コミで仕事をいただくのがほぼすべてです。

 

さらに「この人とは合わないな」と感じた仕事は切りますし、時間を縛られる定期的な仕事もお断りするようにしています。また終了まで時間のかかる仕事もやりません。1ヶ月旅行に出たいと思ったら、ふらっと行ける。そんな状況を維持することが重要です。

 

単価も基本的にこちらの価格を提示します。値切るようなところはその後のやりとりでも気持ちよく仕事ができることが少ないので、取引しません。こちとらFIRE済みなので、仕事がないならないでいいんです。納得する条件の仕事しか引き受けません。

 

1つの取引先に依存しないことも大事です。そこは意図的にやっていて、できるだけ分散して引き受けるようにしています。直近9月の入金分について、取引先の内訳がこちら。多少は偏っていますが、一つが過半にならないように、また毎月どの取引先とも多少のやりとりがあるように心がけています。

週に10時間だけ働く

そんな働きたくないので、月水金の午後は一切働かないように、事前に予定をブロックしているのですが、それでもそこそこアウトプットはあるようです。

 

どのくらいの労働時間なのか、気になったので直近を集計してみました。意外に面白い。前後はちょっと質の違う時間の使い方なので、自分のメモ的にかき分けたのですが、だいたい週に6〜17時間くらい、平均すると週に10時間くらい仕事をしてる感じです。

  • 7月1週目 10時間+5時間
  • 7月2週目 10時間+7時間
  • 7月3週目 5時間+1時間
  • 7月4週目 9時間+3時間
  • 8月1週目 4時間+2時間
  • 8月2週目 6時間+1時間
  • 8月3週目 9時間+3時間
  • 8月4週目 5時間+2時間
  • 8月5週目 10時間+3時間
  • 9月1週目 4時間+2時間
  • 9月2週目 5時間+3時間
  • 9月3週目 7時間+2時間
  • 9月4週目 5時間+3時間
  • 10月1週目 6時間+4時間
  • 10月2週目 6時間+1時間
  • 10月3週目 6時間+3時間     

月に直すと、7月が50時間、8月が40時間、9月が31時間、10月が現状26時間という感じ。7月の稼働が9月に入金されているので、月間50時間働くとサラリーマン時代の倍くらいの収入になるんだなということが分かりました。なんかすごい。もっと早く辞めればよかった。

フリーランスで経費を使いマイクロ法人から給与をもらうベストプラクティス

ちなみに、フリーランスになると経費が自己負担になるのでサラリーマン時代の3倍くらい収入が必要だ、なんてよく言われます。でもぼくの場合はオフィスを別途構えているわけではないし、仕事道具といってもPCくらいだし、交通費くらいしか経費はかかっていません。

 

その一方で、厚生年金や健康保険は副業とは別に、ぼくのマイクロ法人から受け取っている給与から払っているので、サラリーマン時代よりも圧倒的に支払い額が下がっています。さらに家事按分やら小規模企業共済やらでみなし経費は増加していて、課税所得はサラリーマン時代よりも小さく、税金は減っています。

 

要するに短時間稼働でしかも増やすも減らすも自由で時間に余裕ができたにもかかわらず、税や社会保障費の支払いは減っていて、手取りは大幅に増えているという具合です。これはよろしくない。もっと稼働時間を減らすべきですね。

 

ぼくがFIREを志すきっかけとなった本の一つが、下記ティモシー・フェリスの『「週4時間」だけ働く。』です。

この本はFIRE本というよりも、副業推進本なのですが、「絶対収入よりも相対収入のほうが重要」だというのが心に響きました。絶対的な収入額よりも、時間あたりの収入(相対収入)のほうが大事だという話です。朝から晩まで働いて年収1000万円よりも、週4時間働いて年収500万のほうが、リッチじゃない?

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