FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

東海東京証券で証券担保ローンを使ってみた

オルクドールサロンとかをきっかけに、持ち株の一部を東海東京証券に移管し、それを担保に証券担保ローンを使ってみました。野村證券や楽天証券の証券担保ローンと何が違うか、ざっくりとまとめておきます。

東海東京証券の証券担保ローン

東海東京証券は名古屋をメインとする準大手証券会社です。名古屋と日本橋、青山に会員制のラウンジを持っていて、これいいじゃん♪ということで、資産の一部を移管してユーザーとなりました。

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そして、その資産を担保にしてお金を借りられるのが証券担保ローンです。ここには金利2.5〜5.0%とありますが、対面証券の常として、大口顧客は金利も優遇してもらえます。ぼくの場合は野村Webローンよりも低い金利(つまり楽天証券の最上位より低い金利)で借りることができました。

東海東京証券の証券担保ローン | 東海東京証券

もろもろ時間がかかったのですが、本日入金されたので、明日の12月権利付き日に活用したいと思っています。

担保設定

とはいえ、Web完結の野村Webローンや楽天証券担保ローンとの違いは気になるところです。まず、WebのUIは一切なく、すべてが紙と電話で進みます。これは以前使っていたみずほ証券とかとも同じですね。

 

最初に、紙にて担保設定の申し込みを行います。送られてきた用紙にどの銘柄を担保に入れるのかを記載し、いくつか署名捺印して返送します。書類に基づいて審査をするということですが、まぁ証券担保なので形式上に近いようです。このやり取りだけでまぁ一週間くらいはかかります。証券担保ローンは、国内証券、外国株式、米国債、外国債に分かれていて、ぼくは「外国株式」として申し込みました。

 

担保掛け目は、下記の通りです。外国株式は幅がありますが、銘柄ごとに掛け目が設定されていて、担保設定する全銘柄のなかで最も低い掛け目に揃えられるということでした。僕の場合、NVIDIAが40%だったのため、全体も40%となりました。VTなどは60%のようです。

  • 国内株
    • 上場株式 60%
    • 投信  60%
    • 一般債権 70%
    • 転換社債 60%
    • 利付国債(国債) 80%
  • 外国株 35〜60%
  • 米国債 75%
  • 外国債 60%

外国株の対象銘柄は下記の通り。ただ、大口なら銘柄追加も検討するということでした。僕は、VT、AMZN、GOOG(クラスC)、MSFT、NVDA、METAを担保に入れました。Google株は、クラスAのGOOGLは載っていますが、僕が持っているGOOG(クラスC)は対象銘柄に載っていませんが、全然OKでした。

ちなみに、野村Webローンも外国株の担保設定には紙でのやり取りが必要なので、そこは似たようなものです。また楽天証券は外国株の担保設定自体ができません。

 

なお、野村Webローンは「オルカン」も担保にできるのですが、東海東京証券はオルカンは不可。なので、オルカンを使いたいなら野村がいいでしょう。

借入設定

担保設定が終わったら借入です。野村Webローンや楽天証券担保ローンはWebから借入設定ができるのですが、東海東京証券は電子契約になります。

 

契約条項は投資家個別に用意され、「契約締結前交付書面」「契約締結時交付書面」に契約の概要は書かれています。ちなみに、野村證券の場合、貸主は野村信託銀行、楽天の場合は楽天銀行ですが、東海東京証券の場合、自身が貸金業免許を持っており貸主となります。信用情報としては、CICまたは日本信用情報機構、銀行個人信用情報センターに登録されることも明記されています。

 

また「外国株式に関する証券担保ローン契約条項」には担保追加などについても書かれています。

  • 貸付残高>担保証券の時価の65% 口座引き出し制限
  • 貸付残高>担保証券の時価の70% 5営業日内に担保追加
  • 貸付残高>担保証券の時価の80% 強制売却

ちょっと分かりにくいのですが、例えば3000万円借りていたとして、担保の時価評価額が4615万(65%)を下回ったら引き出し制限、4285万(70%)を下回ったら担保追加、3750万(80%)を下回ったら強制売却になるという計算です。

 

期間は6ヶ月。これは6ヶ月後に、利息(半年分になる)を付けて借りた全額を返すということです。ただし、借換が可能なので、6ヶ月経ったら利息だけを払い、再度借り直すというのが普通の方法になるでしょう。ただし、このタイミングで金利は再設定となります。現在は野村Webローンの1.9%を下回る金利で借りることができましたが、6ヶ月後は上がるでしょう。日銀の利上げも発表されたので。

 

なお、6ヶ月は契約の満了であって、コールオプションがついており、繰上返済も可能です。その場合、利息は借りている期間の計算になります。

 

契約はこれらの契約書を電話やオンラインMtg.で説明を受けたあと、クラウドサインの電子契約によって行う形です。

入金は振り込みで

契約が完了したら、指定した期日に入金です。入金の方法は指定した銀行口座への振り込みでした。僕はネット銀行を指定したのですが、25日指定で、25日の朝9:30前後に着金しました。

 

なお返済は、東海東京証券の口座に入金すればそこから引き落としてくれるとのことです。

書類は短期契約を阻害する

数字はともかく、条件だけ見ると野村などと大きな違いがない感じですが、最大の違いは電話と書面で進めるということでしょう。Webで完結するのに比べて、気軽に借りて気軽に返すというのが難しいので、どうしても長期で借りることになります。

 

一応、仕組み上は3日借りて返すということもできなくはないのですが、それは間違いなく担当もいい顔はしませんよね。そして事務作業で先方も赤字になるでしょう。このようにUIが実際の行動を規定するというのはよくある話です。

 

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