キャンペーンを機にLINEのBITMAXのレンディングに入れていたEthereumを、BlockFiへ移し替えました。レンディング金利は、3.4%から5.25%にアップ。しかも、BITMAXのように妙な制約のない、まっとうなCeFiサービスです。
BlockFiの金利
BlockFiはCeFiの中でも融資サービスにあたります。2017年創業と、暗号資産界隈の中ではすでに老舗。Bitcoin暴落も乗り切っています。信頼性という意味では、多くの著名企業から出資を受けていることが挙げられるでしょう。日本からはリクルートが出資していることが有名ですし、 そもそもシリーズAラウンドをリードしたのはPayPalマフィアの筆頭であるピーター・ティールです。
レンディングサービスによくある詐欺的なスキャムとは違い、こうした出資者が信頼性を担保しているといえます。
サービス自体はシンプルで、ユーザーから暗号資産を預かって金利を支払い、暗号資産を借りたいユーザーに利息付で貸し出します。下記が本日時点の預かり金利です。Bitcoinであれば2.5BTC未満で6%、2.5BTC以上で3%、Ethereumなら5.25%です。ステーブルコインのUSDCなどは8.6%の金利が付きます。
15〜250ドルボーナス中
BlockFiは当然入会キャンペーンをやっていて、こちらのページから申し込むと、25ドル以上の入金で15ドル、入金額に応じて最大2万ドルのボーナスがあるようです。期間は12月いっぱいです。
ちなみにこのページには招待コード(Refferal Code)は不要。そこそこ美味しいキャンペーンだと思うので、ぜひ申し込むなら上記から。つまりぼくには利害関係はありません。僕の招待コード付きURLは、こちらになります。
BlockFiへの登録の流れ
海外の英語のサービスへの登録は、それだけでドキドキすることがあるのですが、BlockFiはかなりシンプルでスムーズ。流れを追っていきましょう。
名前とメールアドレス、パスワードを入力します。
個人か企業かと聞かれるのでここでは個人(Individual)を押します。
住所を聞かれます。相手は金融機関なのでこのへんは正確に。
今度は電話番号です。
仕事を聞かれます。
最大の難関が本人確認です。が、ここでは日本語に対応した外部の確認サービスを使っています。いわゆるeKYCになりますので、免許証を用意して、あとは顔写真を撮ったりしていきます。カメラの付いていないPCだとできないので、最初からスマホで登録したほうが楽かもしれません。
これでアカウント開設完了。この時点で利用が可能になります。
できることはシンプルです。ぼくの場合、暗号資産を借りたいわけではないので、預け入れ(Deposit)メニューを選び、預けたい暗号資産の種類を選ぶと……。
入金先のアドレスとQRコードが出てきます。
今回は、BITMAXで貸出していたEthereumをBlockFiへ移し替えるので、BITMAXのウォレットから「出庫」を選び、出庫先として上記のQRコードをスキャン。送金したい額を入力してOKを押します。BITMAXの場合、LINEアカウントに認証コードが飛んでくるので、それを入力すれば手続きは完了です。
Ethereumの場合、だいたい10〜20分くらいでしょうか。送金手続きが終わり、15ETHほどBlockFiへ預け入れることができました。これであとは勝手に5.25%の利息がついていくはずです。
利息付与と出金
BlockFiのようなレンディングサービスで気になるのは、(1)ロック期間(2)利息付与タイミング(3)出金タイミングです。
まずBlockFiの場合ロック期間はなく、最短1日で出金が可能です。
また出金の手数料は月間1回まで無料になります。出金限度額は7日ごとにETHなら5000ETH、Bitcoinなら100BTCになります。BITMAXのような手数料が高くて出金限度額が低いということがないのでいいですね。
利息は日ごとに計算され、入金されるのは毎月1回、月のあたまのようです。好きな暗号資産で受け取ることができます。
最後に、アカウントを作ったら右上のユーザー名から「Profile Setting」を選び、Securityから「TWO-FACTOR AUTHENTICATION」(2要素認証)を必ずオンにしておきましょう。国内取引所はもちろんですが、海外のサービスで不正ログインを防ぐためには自分でできることはしておかなくてはいけません。
また利息が付いたらレポートします。