書籍はもちろん日常の購入でもデファクトスタンダードとなったAmazon。でも、せっかくなら少しでもお得に買い物をしたいものです。黎明期には、グレーでありながら8％引き程度でギフト券を購入することで相当お得な買い物ができていたわけですが、Amazonは転売サイトへの規制を強めており、アカウント削除のリスクが高まってきました。というわけで、正攻法でいかにAmazonで安く買い物をするかを考えてみます。
- ポイント5重取りのルート
- 1：エポスゴールドカードの用意
- 2：Kyashにチャージ
- 3：TOYOTA Walletにチャージ
- 4：Edyにチャージ
- Amazonチャージ型ギフト券をEdyで購入
- 最大上限のための設定と流れ
ポイント5重取りのルート
おそらくこれがベストか？と思うのが、下記の5ステップルートです。合計すると、還元率は5.7%までいきます。Amazonヘビーユーザーにとっては5.7%は大きいですね。
1：エポスゴールド 0.5%＋（100万円で1万ポイント）
↓ 0.5%＋1％
2：Kyash
↓ 0.2%（月間上限5万）
3：TOYOTA Wallet
↓ 1.5%
4：楽天Edy
↓ 0.5%
5：Amazon チャージギフト券
↓ 2.0%
1：エポスゴールドカードの用意
まずはエポスゴールドカードの用意です。エポスゴールドカードは電子マネーへのチャージでも0.5%のポイントがつき、さらに年間100万円の利用で1万ポイントが還元されます。つまり合計で1.5%還元というわけです。
エポスカードはtsumiki証券の積み立てに利用でき、この積み立て額も年間100万円の利用額に充当できます。つまりフルに使えばこれだけで60万円です。残り40万円を達成するために、電子マネーチャージを使うという方法は悪くありません。月あたりにすると、3.3万円を電子マネーチャージすればいいことになります。
なお、エポスゴールドを持っていない場合は0.5%還元なので、1%還元が受けられる楽天カードを選択するのもいいですね。また、月間3万円までですが、リクルートカード（1.2%還元）という選択肢もあります。僕はタイミング悪く作れなかったのですが、Tカードプライムだと日曜日の利用が1.5%還元になるので、日曜日にチャージに使うというのもベストプラクティスです。
- エポスゴールド 1.5%還元（年間累計100万円利用前提）
- Tカードプライム 1.5%還元（ただし日曜日の決済のみ）
- リクルートカード 1.2%還元（月間3万円が上限）
- 楽天カード 1%還元
2：Kyashにチャージ
エポスゴールドからチャージする先はKyashです。このKyashを介すことで、＋0.2%の還元を受けられます。前提としては、有償発行の「Kyashカード」を作っておくこと。
Kyashアプリから、チャージ元にエポスゴールドを登録し、Kyashのバーチャルカード番号を控えておきます。これで準備はOKです。
Kyashの制約としては次のものがあります。
- 1カ月100万、1回30万上限
- 自動チャージ 30万円上限
- 保有上限100万円
- 0.2%還元の上限は、月間5万円
まぁ気にしなくてはいけないのは、ポイント還元月間5万円上限で100ポイントを得られる形なので、5万円を超えたらKyashを経由する意味はあまりないということ。ただ、5万円を超えても別に害はないので、設定を変える必要はありません。
3：TOYOTA Walletにチャージ
KyashからチャージするのはTOYOTA Walletです。Kyashのバーチャルカード番号をチャージ元として登録して、チャージします。TOYOTA Walletには、1回のチャージ5万円という制約があります。また保有も5万円が上限です。このルートを使い始めると、TOYOTA Walletからの1.5%還元によって、端数の残高が生まれてしまい、5万円チャージができなくなることがしばしばあります。うまい調整が必要です。
TOYOTA Walletのバーチャルカード番号は、ちょっと分かりにくいところにあって、画面下の「設定・その他」から、「ID、Mastercardコンタクトレス」の「お支払い方法の設定・変更」を選びます。すると、画面下部に「カード番号を確認する」というボタンがあるので、ここから番号を確認できます。
4：Edyにチャージ
Edyアプリを開き、チャージ用クレジットカードとしてTOYOTA Wallletのバーチャルカードを登録します。これによって、Edyにチャージすれば、1.5%がTOYOTA Walletのバリューとして還元されます。
チャージボタンを押したあと、端末のパスコードを入れ、さらにTOYOTA Walletの3Dセキュアを入力しなくてはいけないので、ちょっと面倒です。
このとき、ちょっとした注意点があります。
- Edy 1回チャージ2万5000円、 1枚5万円上限
- カード登録から30日間は、1日あたりチャージ1万円上限
つまり最初の30日間は1万円ずつEdyチャージすることになります。その後は、1回2万5000円、1枚5万円が上限となります。
このEdyを使ってAmazonギフト券を買うことで、200円の支払いにつき楽天ポイントが1ポイント貯まります。還元率にすると0.5%です。
Amazonチャージ型ギフト券をEdyで購入
やっとAmazonまで来ました。ここで買うはチャージ型ギフト券です。こちらから購入でき、最大2.5%のAmazonポイントが還元されます。
ポイント還元率はチャージ金額によって異なっていて、プライム会員が9万円以上まとめてチャージすると最大の2.5%になります。今回は、第2ステップにEdyを使う都合上、5万円一括チャージ。つまり、プライム会員で2.0%の還元になります。
この還元を受けるためには、Amazonギフト券チャージタイプを購入するときに、「その他の支払いオプション」から「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択します。
するとAmazonから「お支払い番号のお知らせ」がメールで送られてくるので、「楽天Edy（ケータイでのお支払い）」を選択します。メールアドレスを入力する欄が出てくるので、Androidで表示可能なメアドを入力。Androidでそのメールを開いたら、Edyアプリが起動するので、支払いを設定して完了です。
最大上限のための設定と流れ
さて、ここまでポイント5重取りを使ってAmazonの利用時に5.7％還元を実現する方法をまとめました。こうやって読むとかなり面倒そうですが、いったん設定しまえば、意外とスムーズです。
まずTOYOTA Walletに5万円チャージします。Kyashの3Dセキュアの画面が出るので、プッシュ通知を選べば、送られてくる番号を入力するだけでOK。これで裏側ではエポスゴールド→Kyash→TOYOTA Walletのルートを通ってチャージが完了です。
次はEdy。Edyアプリからチャージを選び、2万5000円をチャージします。同じくTOYOTA Walletの3Dセキュアを入力する必要がありますね。
最後はAmazonです。Amazonのギフト券チャージ画面から購入し、電子マネーを選びます。金額は4万円以上になるようにすれば、最高還元額です。メアドを入力し、Androidで受け取って、Edyで決済します。
最高還元の5.7%を実現するには、下記が必要です。
- エポスゴールドまたはTカードプライム
- Kyashカード（有償）
- Androidスマホ
エポスゴールドは、tsumiki証券の積み立てを行えば半年くらいで招待が来ます。Kyashカードは有償なので、それがいやならルートからスキップするのもありです。還元率が0.2%下がるだけです。AndroidスマホがなくてもパソリなどでもOKですが、何らか安い中古を買うのがいいでしょう。
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リスクとしては、TOYOTA WalletからEdyチャージのルートがいつまで残っているか。先日、TOYOTA Walletから6gramへのチャージルートの閉鎖が話題になりました。今後どうなるかは注意で、それまでにサクサクとAmazonギフト券に貯めておくのもいいかもしれません。
