先ほど、法人Bの3期目となる決算が完了しました。初めて売り上げが立った期になりますが、バランスシートは非常に大きく膨らみました。状況を見ていきます。
第2法人
ぼくは個人での投資以外に法人を2つ持っていまして、それぞれの法人で主にリアルアセット事業を行っています。法人Aは2018年春、法人Bは2018年秋に設立したので、それぞれ3期目が終了しました。
- 法人A 太陽光発電所4基
- 法人B 太陽光発電所2基+アパート一棟
法人を分けたのは、1法人発電所4基までが基本と税理士にいわれたのと、5基を超えると年間売り上げが1000万円を超えるため、税務的に不利になる点があったためです。ただ発電所の稼働がここまで遅れると、稼働直前に2つ目の法人を作って権利を移転したほうがよかったな、なんて反省もあったり。
それでも、不動産を買うときは、法人Aだとすでに決算書上債務超過状態だったので、法印Bを使うことで、ほぼ新設法人扱いとして見てもらえるなどメリットもありました。さらに、株主優待の権利が1つ増えたなんてのもあります。
3期目決算
では法人Bの3期目決算です。まず損益計算書(P/L)はこんな感じです。1基目の太陽光が2020年10月連系なので、実は売り上げが立つのは今期が初めてになります。2基目も7月に連系し、4月には不動産も取得しているので、一気に売り上げが立ち上がりました。
とはいえ、かなりの額の損失も出ています。これは不動産取得税がけっこう大きいですね。太陽光発電所と不動産の収益が年間フルに乗ってくる来期は売り上げは2倍ちょっとになり、黒字転換する見込みです。
営業利益率と投下リターン
今期は赤字なんでアレですが、来期はしっかりと黒字になり、利益率は14.6%に達する見込み。経常利益から減価償却を引き戻したCFの、投下資金に対するリターンは約15%の見込みです。
株式投資とは異なり、得られたCFの再投資はできないのですが、投下資金はCFによってどんどん回収されていくので、売り上げと利益が固定の中、投下リターンは向上していきます。これが事業の面白いところですね。
結局のところ、何らか再投資先を見つけないと、事業の売り上げは伸びない。これが特に資本財を使った事業の特徴です。ただし、初期投資額はどんどん回収されていくので、追加投資がなくても一定の利益は得られ続けるわけです。
ただ、投下資金を完全に回収できるまでの年月は、約7年の見込み。不動産だけならもう少し回収が早いのですが、太陽光が足を引っ張ります。20年間のFITのうち、大きく利益が出るのはローンが完済したあとの最後の5年だからです。
膨らんだBS
貸借対照表(BS)についてはこんな感じ。昨年と比較して、実に30倍に膨らみました。法人Bの総資産の額が、個人で持っている金融資産(ペーパーアセット)の7割くらいに達している感じです。法人Aの総資産と比べても2倍です。やはり不動産の簿価は大きいですね。
ここの「流動負債」は全額役員、つまりぼくからの借入です。ほんのちょっとである資本金はすべて使ってしまっており、わずかですが債務超過の状態です。ただし、役員からの借入と資本金は、総合して見れば同じようなものなので、その意味ではそんなに悪い財務体質ではありません*1。銀行がそう見てくれるかは、銀行によりますけど。
債務超過は、いまの計画だと、来期ではまだ解消しきれず、再来期までかかる見通し。まぁ借入額的にさらに追加で何か購入するのは厳しそうなので、その場合はもう一つ法人を作る感じになるでしょうか。
*1:例えば、役員からの借入を資本金に振り返れば、それだけで債務超過は解消です。