FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

Revolutのメタルカード到着 Visaランクはプラチナ相当だった

f:id:kuzyo:20220203082817j:plain

Revolutから、金属製のクレジットカード「メタルカード」がついに到着しました。その流れや質感などをチェックしてみます。

スチール製、メタルブラック

Revolutには3種類のプランがあります。バーチャルカード+ワンタイムバーチャルカード+無料プラカードの「スタンダード」は会費ゼロ円。いくつかの手数料優遇のほか、スペシャルカラー(スペースグレー、シルバー、ローズゴールド)のプラカードがもらえる「プレミアム」会員は月額980円。そして、さらなる優遇のほか、1%キャッシュバックと金属製「メタル」カードがもらえるのがメタル会員です。会費は月額1980円。

f:id:kuzyo:20220203085624j:plain

月額1980円というとけっこう高いわけですが、年額一括払いなら1万9800円。これは、他のメタルカードの年会費と比べるとかなり安くなります。また、メタルカードが届いたあとにメタルプランを解約しても、カードはそのまま使えるようなので、カードが欲しいだけならもう少しコストは抑えられます。

 

現時点では5%キャッシュバックのキャンペーンを行っているので、それを含めて今回申し込んでみました。

www.kuzyofire.com

用意されるメタルカードは5色。色の名称を控えておくのを忘れてしまったのですが、ぼくが選択したのは「ブラック」カードです。

f:id:kuzyo:20220203085418j:plain

カード到着まで

メタルプランに申し込んで、「メタルカードはまだ届かないのかな?」と思って待っていたのですが、なんとカードはカードで別途依頼を掛けないと発送されないのでした。それに気づいたのが1月29日。速攻で申し込みをしました。

 

すると受付から発行、発送準備にかかるのですが、なんと発地は欧州ポーランドのワルシャワなんですね。Revolut自体はイギリスの会社なのですが、まさかポーランドでカードが作られている(または保管されている?)とは。その後、ドイツのライプツィヒに送られ、そこから東京に空輸です。

 

成田に着いたとなったのが2月2日の早朝。そこから、2日の夕方には配達済みにステータスが変わりました。でも、どれどれ……と思って郵便箱を見に行っても、何も届いていません。すわ、配達事故か? と思ったものの一旦就寝。本日3日の朝に改めて見に行くと、今度は投函されていました。

 

黒い封書を開けると、下記の紙が。

f:id:kuzyo:20220203082633j:plain

紙を広げると、「Metal Discover Ultimate power」というメッセージとともに、「アクティベーションしてね」という説明書と、実際のカードが張り付いていました。

f:id:kuzyo:20220203082658j:plain

アプリを開いて、「カードのアクティベーション」を選び、カード番号を入力すれば完了。晴れて、メタルカードオーナーです。

メタルの質感は他に少し落ちるか?

さてそのメタルです。ステンレススチール製で、表面は梨地コーティングされています。RevolutとVisaの文字は、ヘアライン加工されたエンボス。表面はオーナー名がプリントされていて、裏面にカード番号がやはりエンボス記載されています。エンボスといっても、指で触ると凹凸が分かるといった程度で、飛び出ているというわけではありません。なかなか高級感のあるつくりです。

 

スタンダードのプラスチックカードと並べるとこんな感じ。ICチップの位置が左右逆になっているのは、何か理由があるのでしょうか。まぁどっちでもいいんですけど。

f:id:kuzyo:20220203082853j:plain

裏面はこんな感じ。タッチ決済マークもあるので、金属製ながらアンテナ内蔵、タッチ決済が可能ということなのでしょう。まだ試していませんが。有効期限は2025年1月と記載されています。ということは、メタルを解約したとしても3年間はこのカードを利用できるということですね。

f:id:kuzyo:20220203082910j:plain

質感でちょっと気になったのは側面です。断面は黒く塗ってあるわけではなく、メタルの銀地がそのままになっています。確か、ラグジュアリーカードなどは側面まで塗っていたと思ったので、ちょっとつくりが落ちるかな? と最初は思いました。しかし、よくよく見ると、正面から見た場合も、わずかに周囲の銀が映るようになっている感じ。これは、どの角度からみてもメタル感を感じさせるように、わざと残してあるようです。

f:id:kuzyo:20220203083247j:plain

ただし、全体の質感としてはラグジュアリーカードのほうが上のように感じました。重さは18gで、他のメタルと同じなので、まぁ本当に細かな点のつくりの違いなのでしょう。または、年会費の違いが、デザインを見る目に影響を与えてしまっているのかもしれません。

メタルは、プラチナかインフィニットか?

カードのランクは、ゴールドが筆頭だったのは遙か昔。プラチナだとかブラックだとか発行会社によっていろいろと言われています。ただ、国際ブランドのVisa自身もカードのランクを分けて、独自のサービスを行っています。

  • Visaクラシック
  • Visaゴールド
  • Visaプラチナ
  • Visa Infinite(招待制)

そしてVisaのサイトでカード番号を打つと、自分のカードが「プラチナ」なのか「Infinite」なのかを確認できるようになっています。この「プラチナゴルフ」「Infiniteゴルフ」のサイトで入力してみるのが簡単です。

f:id:kuzyo:20220203094241j:plain

プラチナのほうで試してみると、このとおりRevolutメタルは対象と出ました。審査なしのデビット/プリペイド扱いのカードながら、ランクはプラチナ相当だということです。

 

一方で、最上位のInfiniteのほうも入力してみると、こちらは残念ながら「対象ではない」と出てきました。

f:id:kuzyo:20220203094526j:plain

ステータスとかどうでもいいけど

初めてのメタルカードは、なかなか良い感じの作りです。今やコロナ禍で、カードを人に見せることはほぼなくなりましたし、セキュリティの観点からもカードを人に手渡すのはできるだけ避けたいもの。

 

そしてメタルカードは、持ったら「あれ?なんだこれ?」と分かるのですが、ちらっとみても普通のプラスチックカードと何ら違いは分かりません。というわけで、カードにステータスを求める一部の人にとっては、昔ほどの意味を持たなくなってきているでしょう。

 

ただぼくは一度はメタルを持ってみたかったんですよね。新しい工業製品が好きというか、高級装飾品として作り込まれた価値というか。高級車や機械式腕時計、カメラに通じるメカニカルな良さを感じるのです。

 

そしてクラシックカメラ、高級車、機械式腕時計はそれぞれ好きで、凝ったものを買ったりしてきたわけですが、これは自分が愛でるためのもので、人に見せるのは正直イヤでした。下手すると成金趣味みたいだし、ステータスのために持っていると見られるのがイヤだったからです。というわけで、クルマのほうは今は処分してしまいましたし、時計のほうは外に付けていくことはほとんどなくて、もっぱらAppleWatch。スーツに合わせるときも、ロレックスとかブルガリとかだといかにもなので、NOMOSの手巻きあたりが好きだったりするわけです。

 

さて、Revolutのメタル。重さがプラカードの3倍あるので、財布が重くなってしまうのは難点ですが、だんだん質感も高く感じてくるのが不思議なもの。しばらくは持ち歩いて活用してみたいとおもいます。

 

www.kuzyofire.com

www.kuzyofire.com

www.kuzyofire.com