FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

リクルートカードプラスがついに改悪 2.0%→1.5%還元へ

幻の高還元カードと呼ばれたリクルートカードプラスがついに改悪です。これまで2.0%の還元率を誇っていましたが、2026年3月16日から還元率が1.5%に下がります。新規加入を停止しているカードですが、果たして保有し続けるべきなのか? チェックしてみました。

ついにきた改悪

突如きたリクルートカードプラス改悪のお知らせがこちらです。

2026年3月16日から還元率を引き下げるとともに、年会費もこれまでの2200円→1650円に引き下げます。九条の場合、9月に年会費が発生するので、年会費前に退会するか、還元率が下がる3月16日を最後に使うのをやめるか、または使い続けるかという選択肢になります。

  • 2025年6月10日以降、年会費変更
  • 2025年9月 九条の年会費発生
  • 2026年3月16日以降 還元率1.5%

リクルートカードプラスの使い勝手の良さと悪さ

リクルートカードプラスは上限や条件なく常時2.0%還元という、高還元カードの草分け的な存在でした。しかし2.0%という還元率を継続できるはずもなく、2016年3月15日をもって新規申し込みを停止。しかし既存ユーザーはそこから10年近く2%還元のまま使い続けられたという、ある種ユーザーフレンドリーなカードです。

電子マネーやプリペイドカードへのチャージこそポイント還元対象外ですが、通常ショッピングや税金、公共料金など、電子マネー以外は基本的に還元されるという、貴重なカードでした。有効期限が来てカードが更新されると、タッチ決済対応プラスチックカードとなるようで、スペックも今どきです。

point.recruit.co.jp

還元率比較

では他の高還元カードと実質還元率を比較してみましょう。比較対象カードは下記です。

  • 旧リクルートカードプラス:年会費2200円、還元率2.0%
  • 新リクルートカードプラス:年会費1650円、還元率1.5%
  • リクルートカード:年会費無料、還元率1.2%
  • 修行済み三井住友ゴールドカード:年会費無料、還元率0.5%+100万円で1万ボーナス
  • リボ併用プラチナプリファード:年会費3.3万円、還元率1.5%+100万ごと1万ボーナス(MAX400万)

まず年間120万円までの比較的少額利用の場合の比較です。旧リクルートカードプラスは30万円位の利用で還元率トップに立ち、その後ずっとトップ独走でした。そこから還元率は下がるとはいえ、新リクルートカードプラスは上位をキープします。ぴったり100万円利用のときは修行済み三井住友ゴールドカードに負けますが、110万円くらいの利用で再び逆転します。

ではもっと高額利用するならどうでしょうか。リボ併用(既に封印済み)で+0.5%還元したプラチナプリファードは100万円ごとに1万pt還元なので階段状になります。400万円を超えるとさすがにプラチナプリファードが還元率トップ。しかしそこまでは新リクルートカードの勝利です。

うーん。意外に改悪されてもリクルートカードプラスは健闘していますね。とはいえ、三井住友カードはJAL Payやバンドルカードなど一部のプリペイド/電子マネーへのチャージでポイントが付くという裏ルートが残っています。またSBI証券の投信クレカ積立に利用することで追加ポイントがもらえることもメリットです。

 

それでも複雑な条件なしでシンプルに1.5%還元となる新リクルートカードプラスは、思うよりもいいカードかも。もっとも、新規申し込みはできないので既存ホルダーの人にとってのみの話ですけど。

 

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