現在実行中のバケツ戦略では、生活費を賄う「短期バケツ」に、他のバケツからのインカムゲインCF=配当や分配金が流れ込みます。生活費に比べてインカムCFが少なければ、バケツの中身が減ってしまうわけで、インカムCFが足りなければ中期バケツの一部を売却してキャッシュを作らなければなりません。
そんな重要なパラメータであるインカムCF、3月の状況をまとめておきます。
- 3月の総資産(バケツ状況)
- 3月の生活費
- 3月の資産からの現金収入 ※本記事
- 3月の資産からのリターン
安定してきた収入だけど
絶好調だった2月に比べると少し落ちた3月のインカムゲイン。ただそれでも昨年を大きく上回っていて好調継続です。
入ってきた配当は次の通りです。
- XLP(生活必需品ETF)2.05%
- VT(全世界株ETF)1.36%
- IVV(S&P500ETF) 1.29%
入ってきた分配金は次のようになります。
- HYG(ハイイールド債ETF)5.88%
- TLT(超長期米国債ETF)4.47%
太陽光は3月よりも減少するという珍しい状況でしたが、分配金は少々少ないもののほかは安定してそこそこありました。
インカムの額は多かったのですが、支出はそれに輪をかけて多く、インカムCFでのカバー率は52%にとどまりました。とはいえ、副業もそこそこあったので、資産の取り崩しはわずかで済んでいます。
年間インカムゲインは伸び続ける
年間累積インカムゲインは過去最高継続です。特に買い増しなどをしているわけではないのですが、元本部分が拡大すると、同じ配当利回りならば配当額も増えるという感じでしょうか。
総資産に対する利回りは累計で0.55%であり、年間に直すと2.2%となります。
けっこうキャピタルゲインフォーカスのポートフォーリオなので、年間2.2%というインカムゲインには不満はありません。とはいえ、この度引っ越して家賃が上昇したこともあり、少しインカムゲインはベースアップさせたいところでもあります。