
「投資家のための確定申告完全ガイド」とはけっこう煽りましたが、還付を受ける場合はもう確定申告が可能です。支払う場合は2月16日からですけど。当然、早く申告すれば早く還付も受けられるので、さっさと確定申告を済ませてしまいましょう。ぼくは、妻と子供の確定申告を済ませ、1月中に自分の確定申告も済ませる予定です。
確定申告をすべきかどうか
確定申告、確定申告いっていますが、「おれ、特定口座だから確定申告不要だよね」と思っている人もいると思います。これは一面の真実ですが、確定申告をしないほうが得かというとそんなことはなくて、特定口座でも確定申告をしたほうが得というのはけっこうあります。
端的にいえば、下記の人は確定申告をしないほうがお得になります。
- 年間医療費が10万円以下
- すべての証券会社で配当額よりも損失額が小さい
- 外国株から配当をもらっていない
- 課税所得が695万円以上
詳細は下記の記事を見てもらうとして、上記の条件から外れる人は「実は確定申告をしたほうが得」ということがあります。
基礎控除がアップ!
税制において今年最大の変更点は、やはり基礎控除と給与所得控除のアップです。例えば、子供の株式所得について、基礎控除がアップしたのでより多くの株式利益について、取られていた税金が戻る可能性が高まりました。
特定口座年間取引報告書を集めよう!
さて、投資家が確定申告をするとなったら、何はともあれ年間取引報告書を集めなくてはいけません。ぼくのように10以上の証券会社で取引している場合、ほんと借り物競争みたいです。本日1月13日にSBI証券で年間取引報告書が発行されたので、ほぼこれで全部揃ったのではないでしょうか。
下記は昨年の年間取引報告書の発行日一覧です。
株で儲けたとき、確定申告をすべきかどうか?
さて、確定申告をするべきかどうか以外に、株の利益、というか配当について、申告分離課税にすべきか総合課税にするべきかは、本当に難しい判断です。それをフローチャート形式でまとめたので、ぜひ参考にしてください。記事内では、なぜそういう判断になっているのかも解説しています。
子供の確定申告をするべきかどうか
また投資家ならば子供の口座の損益にも気になりますよね。子供の確定申告をどうするかも意外と複雑です。確定申告をすることで、健康保険の扶養を外れてしまうリスクもあるからです。
下記は基礎控除が以前のままの解説ですが、内容をよく咀嚼して、2025年税制の基礎控除アップに合せて判断してください。なお、読んでも分からないって人には確定申告はオススメしません。お金を払って税理士に相談してください。
確定申告コーナーで15分
すでに妻の確定申告を終わらせましたが、国税庁の確定申告コーナーの使い勝手が本当にいいですね! 証券会社の年間取引報告書も、PDFや書面だけでなく、最近はXMLも提供してくれているので、あっというまに確定申告が完了します。
ぼくの場合、いまは妻のほうが所得が高いので、医療費控除は妻名義でやっています。そう医療費控除は世帯で集約できるので、より所得が多い人にまとめるのがベストプラクティスなのです。それからふるさと納税を入れて、あとは株式で損失が出せているので、確定申告をすることで損失の繰越ができるという塩梅です。
あ、証券会社で貸株をやっている人は、これ雑所得なんで、確定申告必須です。というか、確定申告をしないならば、年間20万円以内の雑所得は無視できるのですが、それは所得税の話で、住民税は1円でも利益があれば別途申告が必要です。とはいっても、これを理解している人は非常に少ないでしょうし、確定申告しないで住民税だけ申告するっていったいどうするのか僕も知りませんけど。
というわけで、利益の少ない人はもちろん(基礎控除に収まる可能性がある)、利益がマイナスの人は必須(繰越できるので)の確定申告。唯一しなくていいのは、特定口座オンリーでものすごくたくさんの利益を出した人くらいでしょうか。さて、みなさま、よい確定申告ライフを!