9月は優待の多い月です。こういう月の難しさは、どれをどこまで取るか? ですね。本日9月17日時点のクロス状況をまとめました。
9月の権利付きは28日
さて、9月末優待の権利付き最終日は28日(火)になります。ただ、この日は残り物を取ったり制度クロスをする日なわけで、日興をメインで使っている場合、その前の週末24日(金)が実質的に建てる最終日です。
つまり、本日17日に「週末まで予約」を行えば、24日まで信用売りの権利があるわけで、今日の17時が最終決戦ということになるわけです。
まず本日時点でクロス済みなのが下記の銘柄。この中には、在庫がまだある銘柄もありますが、異名義クロスでは、1日に売買できる額が決まっています。1日100万円の手数料無料枠をはみ出ないようにするためです。そのため、一部の銘柄については大した貸株料でもないので、早めに建ててしまっています。
- カッパクリエイト(7421) 1.84%/食券3000円
- ヤマダ電機(9831) 1.83%/利用券1000円
- アドバンスクリエ(8798) 1.74%/カタログ2500/100株
- 常磐興産(9675) 1.71%/ハワイアンズ
- CEHD(4320) 1.59%/QUO1000
- 丸井(8252) 1.41%/エポスポイント
- AOKIHD(8214) 1.35%/20%引き券
- トリドールHD(3397) 1.07%/丸亀3000円
- Jマテリアル(6055) 0.69%/QUO1000
- 朝日放送(9405) 0.64%/QUO500
追記:丸井のエポスポイントは3月だけでした。うっかりミスで建ててしまいました。Twitterでご指摘いただき、気づきました。ありがとうございます!
続いて、「週末まで」の売り予約をしたのが下記の銘柄です。これらは24日まで予約できるので、24日に建てる計画です。土日を挟んで28日約定。30日に約定していれば優待をもらえるので、2日分余計にコストがかかりますが、許容範囲です。
- ベネッセHD(9783) 0.82%/カタログ3000
- FCC(7296) 0.63%/みかんジュース
- 第一興商(7458) 0.62%/利用券5000円
- 東亜DK(6848) 0.48%/QUO500
- 日本管財(9728) 0.56%/ギフト2000円
- テクノメディカ(6678) 0.52%/米2kg
- TOKAIHD(3167) 0.51%/QUO1500
- M&Aキャピタル(6080) 0.50%/QUO3000
- セントケア(2374) 0.48%/QUO500
- ティーガイア(3738) 0.46%/QUO1000
- システム情報(3677) 0.46%/QUO500
- ゲオ(2681) 1.14%/割引券2000
- イエローハット(9882) 1.01%/割引券3000
思い返すと、今年はキムラユニティー(9368)のお米券や、新たにプレミアム優待クラブに変わってしまった前沢化成(7925)、QUO2000円のWOWWOW(4839)などが取れていません。
昨年の54銘柄、181名義に比べると、今年は可愛いものですね。現金の余裕が減っていることを実感します。
続いて、こちらはクロスはせずに、珍しく現物で保有することにした銘柄です。50XRP?かどうかは分かりませんが、今年も中間株主優待を行ってくれることを期待しています。昨年2020年9月末の優待を発表したのは、なんと9月16日。今年の中間株主優待は未発表なのですが、さてどうなるでしょう。まぁ、50XRPを出すと5850円相当になるので、現在の株価534円からすると、なんと10.9%もの優待利回りになってしまいます。そのため、おそらくは15XRPとか20XRPあたりかと思うのですが、いかに?
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モーニングスター(4765) 7.71%/50XRP
10月以降のクロス状況
今年は、10月以降のクロスも想定して動いています。実は、9月銘柄のシステム情報あたりは優待利回りが0.4%くらいで、これ以上低利回りの銘柄を取るなら、先の銘柄をクロスしてしまったほうが効率がいい場合もあるからです。
しかし、10月と11月は優待枯れの時期、めぼしいものがありません。1%を超えるものが1つもない状態です。というわけで、12月銘柄の中でも1%を軽く超え、現時点で建てても1%を超えている2銘柄を予約しています。
これらをどのタイミングで建てるかは、在庫状況とにらめっこ。さてどうなることやら。
多少資金の余裕はあるが
今回、法人名義を1つ追加したので、銘柄数に比べて必要資金は多くなっています。フルに全開で建てると、8倍といった感じ。基本的な考え方としては、0.6%を上回るものは、フル名義で建てつつ、それを下回る優待利回りのものは個人名義だけで行く算段です。
そして、0.4〜0.5%あたりが分水嶺になるのは、9月は配当クロスという大技も使えるから。権利付き最終日には、配当クロスも頑張ってみたいとおもっています。