梅雨が遅れた6月は、これまでなかったほどの天気に恵まれたくさん発電がありました。でもその反動でしょうか? 7月は6月下回る結果に終わりました。
60,888kWhの発電量
7月の発電量はかろうじて6万kWh超え。6つの発電所を持っているので、1つあたりの平均で1万kWhを超えたわけです。とはいえ、6月の結果を下回り、対前年でも93%。6月好調の反動が出た感じでしょうか。
実際のところ、天候の影響はどのくらいだったのでしょうか。下記は千葉・白子の発電所の発電量と天気です。
これによると、下記の通りでした。
- 晴れ(360kWh/日以上):18日
- 雨/曇り :13日
同じ条件で昨年の7月はどうだったかというと、次の通りで、かつ梅雨が開けてからの16日以降は連日450kWh超えが続きました。やはりちょっと天候に難があったかなという感じですかね。
- 晴れ(360kWh/日以上):21日
- 雨/曇り :10日
梅雨の状況を分析する
実際には天候はどうだったのか。気象庁から関東甲信の梅雨データを取得して集計したのが下記です。2024年の梅雨日数は6月21日から7月18日までの27日でしたが、過去の平均は40日、最長は79日(1963年)で最短は23(1978年)でした。トレンドライン(薄い青)も引いてみましたが、特に増加傾向や減少傾向は見られませんでした。
5日単位のヒストグラムにしたのがこちら。大体において25日〜55日の間に収まり、以外と27日というのは珍しくはないんですね。
各年の梅雨がいつ始まっていつ終わっているのかもグラフにしてみました。基本的に6月に入ってすぐにスタートして7月頭に終わる。体感的にもその通りですが、図示されるとこれはこれでいい感じです。
各発電所の予実は次の通りでした。
キャシュフローは60万円超
売電収入(消費税込み)からローン返済額を引いた粗CFは、前月に引き続き60万円超え。2年前は夏のこのタイミングでも60万円に届かなかったので、最近はよく稼いでくれている感じです。
草刈りについては、梅雨の合間にこまめに行くようにしています。伸び切らないうちに除草剤を撒くのがコツで、理想は千葉と茨城の4発電所を1日で回れるといいのですが、どうでしょうね。
各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。
- 1号基 木更津発電所 2020年3月連系
- 2号基 筑西発電所 2020年10月連系
- 3号基 いすみ発電所 2020年12月連系
- 4号基 白子発電所 2021年1月連系
- 5号基 君津発電所 2021年3月連系
- 6号基 石岡発電所 2021年7月連系
FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。
- 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- 筑西発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
- 白子発電所 JINKO(87.42kW)/オムロン
- 君津発電所 JINKO(97.2kW)/オムロン
- 石岡発電所 Qセルズ(98.8kW)/オムロン
↓6月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。