6月の優待権利付き日が今週金曜日に迫ってきました。6月はいろいろと大物がある月なのですが、今年はさっぱりです。早くから仕込んでいたすかいらーくやマクドナルド以外は、余りものしか取れませんでした。6月の最終状況と、7月、8月についてまとめておきます。
6月の確保状況
まず6月でクロス完成済みは6銘柄しかありません。
- クボタ(6326) 米3000円相当/1.59%
- すかいらーく(3197) 食事券/1.14%
- アルペン(3028) 優待券2000/0.83%
- 一正蒲鉾(2904) かまぼこ1000/0.68%
- 岡部(5959) QUO500/0.58%
- 日本マクドナルドHD(2702) 5冊 13000円/0.33%
すかいらーくとマクドナルドは、大物だけあって早めに抑えました。すかいらーくは日興で5月1日、マクドナルドは楽天で5月29日です。約2カ月と約1カ月と、けっこう長い期間クロス状態ですが、特にすかいらーくの利回りの良さは捨てられないですね。今回は1000株単位で全力で建てました。
一方で、岡部とクボタはいまだに日興で在庫が余っている状況です。何度かクロスを解消して取り直すということもやったのですが、異口座もあるのでもう面倒になって建てっぱなしです。クボタも岡部も日興予約で建てれば、1日分、数十円のコストなので、我慢して待っていた人はお得ですね。
ほかにも下記の銘柄は予約だけで、まだ建てていません。1日分で建てる予定です。GMOは証券手数料のキャッシュバックがあるので、意外にいろいろと使えます。今回のクロスでもアルペンはGMOで建てています。グリコは微妙な優待ですが、1日分ならいいんじゃないでしょうか。
- GMO(9449) 5000キャッシュバック/1.65%
- ザ・パック(3950) QUO1000/0.31%
- グリコ(2206) おかし1000円分/0.12%
7月は3銘柄のみ
打って変わって7月はめぼしいものがありません。下記の3銘柄を押さえており、Casaは今週末までの予約です。
楽天大口優遇のサイクルでいうと、7月末で来れるので、7月中に優遇更新をしなくてはなりません。そういう意味では7月が枯れているのはありがたいことでもあります。
8月の高利回り銘柄に注目
そして高利回りものが大量に存在する8月は、すでに台風の目です。また補充があるのでしょうが、スタジオアリス、ジーフット、コジマ、ライトオン、日本BS放送などはすでに在庫切れです。下記のうち、スタジオアリスとジーフットはすでにクロス作成済みです。いま建てても、クロスコスト込みの単純利回りが1%を超えるので、「取れない」となる危険は犯せません。
- 西松屋(7545) 買い物カード1000/0.90%
- クリレス(3387) 食事券4000/200株/2.33%
- U.S.M.H(3222) 優待券3000/2.03%
- スタジオアリス(2305) 撮影券1枚/1.85%
- 大庄(9979) カタログギフト2500/100株/1.54%
- ジーフット(2686) 買い物1000/1.52%
- 吉野家(9861) 食事券3000/100株/1.10%
スタジオアリスとジーフット以外は日興予約状態です。一部は今週末で建てることになるかもしれません。
西松屋で大損害
8月の銘柄といえば、西松屋で大損害を受けました。18日に3-5月期というコロナ渦中の決算を発表したのですが、これが税引き後利益が44.5%増という好決算。これにより、一時ストップ高となりました。
それで何が起こったのかといえば、一般信用売で価格上限で指値しておいたものが見事に約定。しかも、オーバーシュートして戻るということもなく、じわじわと損失が拡大していく状況になりました。慌てて損切りしつつ、「仕方ないな。もう一度予約しておくか……」と深く考えず注文を入れたのが、さらに失敗でした。
指値の値幅制限は「前営業日の終値」を基準として決まるわけで、つまり上限一杯の高い値段に指値を入れたつもりが、即約定となってしまったのです。出先で慌てている中、スマホでこういう操作をやるとダメですね。その後さらに株価があがり、ダブルのダメージを受けてしまいました。
振り返ってチャートを見ると、翌日以降さらに株価が上がっており、直後に損切りして大正解でした。「約定してしまったが、損失があるからなんとか取り戻そう」こんなふうに思うと、まず間違いなく失敗します。優待クロスのはずがデイトレードになったり、スイングトレードになったりしてしまうからですね。優待クロスにもこういうトラブルはあると覚悟しておきたいと思います。
※優待クロス失敗シリーズです。なんかものすごく失敗しています。