
太陽光発電は、初期投資額を毎年の潤沢なキャッシュフローで回収していくビジネスモデルです。今回、筑西、石岡に続いて白子発電所も初期投資額の回収が終わりました。
初期投資回収完了ー白子
保有する全6基の発電所について、初期投資額回収率は下記のようになっています。筑西と石岡は回収済み、このたび白子も回収が完了しました。

連系から回収完了までにかかった年月は下記の通り。だいたい4〜5年くらいで回収が完了するイメージでしょうか。
- 筑西発電所 4.5年
- 石岡発電所 3年11ヶ月
- 白子発電所 4年9ヶ月
次の5年で同額のキャッシュフローがあるので、初期費用と同額の利益を得、次の5年で利益が初期費用の倍額に達します。そこで15年のローンが完了するので、最後の5年は2倍くらいのペースでキャッシュが積み上がるという寸法です。
いすみと君津はあと1年内に回収完了。木更津はローン自体が10年と短いため、なかなか回収は進まず、ローンを返し終える10年経ったタイミングで、一気に回収が進む見込みです。

木更津は公庫で借り、金利も1%以下と低いのですが、やはりローンはながければ長いほどいいですね。
堅調な夏
8月の発電量は64,963kWh。ほぼ昨年同月と同じでした。発電所によっていりくりはありますが、堅調に発電した月だといえそうです。

筑西こそ予算(計画)を下回りましたが、ほかは予算超え。最近、夏でも雨が降ることが減って、降ったら豪雨という感じなので、発電所的にはかなり日照量を稼げ、発電量も増える傾向にあります。

粗CFは70.5万円
売電収入からローン返済額を引いた粗CFは70万5000円ちょっとと、なかなか好調でした。太陽光だけでこのくらいキャッシュが入ってくると、生活費的には楽ですね。

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。
- 1号基 木更津発電所 2020年3月連系
- 2号基 筑西発電所 2020年10月連系 ※初期費用回収完了
- 3号基 いすみ発電所 2020年12月連系
- 4号基 白子発電所 2021年1月連系
- 5号基 君津発電所 2021年3月連系
- 6号基 石岡発電所 2021年7月連系 ※初期費用回収完了
FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。
- 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- 筑西発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
- 白子発電所 JINKO(87.42kW)/オムロン
- 君津発電所 JINKO(97.2kW)/オムロン
- 石岡発電所 Qセルズ(98.8kW)/オムロン
↓7月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。