8月が終わりました。恒例のポートフォリオ公開です。この月の印象は、ひたすら優待クロスに精を出した月です。為替変動もありましたし、トランプ砲に右往左往した相場でしたが、それに一喜一憂することなく、ひたすらクロス、クロス、クロスという感じでした。
全体は+1%
資産全体は先月末に比べて+1%でした。個別株、特に自社株比率を減らした結果、ボラティリティが減少しているのが分かります。年初来だと+8%とまぁまぁの上昇。しかし、12ヶ月前と比較すると▲15%です。個別株に引きずられました。
各セグメントの状況です。今月、自社株の残りをすべて売却したのでグロースセグメントが2%ほど減少しました。その分、優待クロスに資金を回したためオルタナティブセグメントが2.5%ほど上昇です。
オルタナティブ投資の比率が上昇してきていて、グロースを超えました。現金比率は引き続き高いままです。
通貨別ポートフォリオも変化なし。円比率がちょうど50%で、ドルが47%、仮想通貨が2.9%となっています。
8月の売買
8月のトピックスは、なんといっても優待クロスです。SMBC日興証券を使い、8月のクロスをできる限り取得し、9月のクロスもほとんど仕込みを行いました。意外と資金を使った感じです。9月は優待が豊富なので、ここから月末にかけてさらに買い増したいと思っています。
ヒヤヒヤしながらロングしたVIXを、8月の頭にクローズしました。もう少し頑張れればけっこうな利益だったのですが、僅かな利益で満足です。
また、少し残っていた自社株をすべて売却しました。なんというか、前回の売却時に比べて50%近く価格が上昇していて、嬉しいやら悲しいやら。これだから小型の個別株は困ったものです。もうすべて売ってしまったので、これからはこれに心乱されることもありません。
インデックスセグメント +0.03%
インデックスセグメントはほぼ動きなし。比率もほぼ変わりません。
配当は、恒例のBND、IEF、MBB、PFFと、TOPIX連動投信から出ました。総資産に対する比率は0.06%。1-8月の合計だと、0.6%となっています。年間になると1%程度は受け取れるかなという感じです。
インデックスの推移を見ると、なぜかARCCが絶好調で伸びています。同様に債券系のIEFとBNDが好調です。PFFもじわりじわり戻していますね。一方で、株式系は相変わらず不調。特に、米国外がダメです。
グロースセグメント ▲13%
グロースセグメントは不調。セグメント全体の額としては13%の減少です。ただし、この多くは自社株売却によるもので、それを除くと、▲2.2%。
Teslaは落ち込みから回復せず、GoogleもFacebookもAmazonも下がりました。12ヶ月リターンでプラスとなったのはFacebookだけ。Teslaが厳しいのは分かっていましたが、Amazonが冴えないですね。
念願の自社株売却が終わったのは良かったのですが、その貸株分がもらえなくなったのはちょっと残念。株の総額が大きかったので、貸株の金額もそこそこだったのです。
オルタナティブセグメント
オルタナティブセグメントでは、日本株式の比率が先月の13%から31%に増加しました。これは、優待クロスのために一般信用売りポジションと現物買いポジションをとったためです。
同時に、ネオモバイル証券で端株を仕込んでいます。これは、長期優待への対応ですね。
仮想通貨は引き続き下落です。Bitcoinの変化もグラフにしていますが、ポートフォリオの7割以上がBitcoinということもあり、ほぼ連動しています。先日は1万ドル割れが話題になりましたし、日本円でも100万円を切るタイミングがありました。今後に期待です。
ポートフォリオのほとんどがBitcoinです。続いてEthereumを14%ほど。グラフでは隠れてしまっていますが、LiteCoinも保有しています。
リアルアセットセグメント
リアルアセットには変化がありません。太陽光発電所の仕込みからそろそろ1年。早く稼働してほしいところです。
アセットアロケーション
最後はアセットアロケーションです。セグメント別とは違う観点からまとめています。また、今回から個別株とETFを分離しました。約45%が株式です。そして債券が14%程度、現金が30%という比率です。
アロケーションの推移を見ると、計画通り、国内株(自社株)を売却して現金に変えてきたことが分かります。
今後の方針としては、まず株価下落のタイミングを見て、高配当株ETFを狙うということ。そして、来月には消費増税もあるので、金地金を少し買っておこうかと考えています。
また、現金比率が大きすぎる感じもするので、国内の高配当銘柄でポートフォリオを組んでもいいかなとも思っています。
注意書き
下記の目論見書に従って運用をしていきます。
また、計算上の注意があります。
- このポートフォリオには、生活防衛資金、401k、各種貯蓄性保険、年金、家族の資産/NISA口座は入れていません
- 含み益も資産として計算されているので、ここから税払いが発生する場合があります
- 法人と個人の資産を合算しています
【7月のポートフォリオ】