不動産&太陽光投資
3月3日、太陽光発電所の第1一号基がついに連系しました。思い起こせば、こちらの物件を契約したのが2018年9月末。実に、1年半かけての完成です。 これまでの歩み スペック確認 これまでの歩み 太陽光の物件を見始めたのが18年の夏。そこから一気に複数の物件…
太陽光発電は、発電量によって種類が別れます。個人の野立ての場合、50kW以下を低圧、以上を高圧といい、制約の少ない低圧がこれまでメインでした。発電量は50kW、でもパネル自体は95kWなどそれを超える量を載せる。これがいわゆる過積載です。 今回は、発電…
産業用太陽光発電所、いわゆる野立て太陽光事業は、固定買取価格が年々下がってきました。送電量50kW以下といういわゆる「低圧」の発電所の場合、当初1kWhあたり40円だったFIT価格は、2019年には14円、2020年は13円(しかも全量買取なし)です。 FIT価格が下…
太陽光発電所1号基の建設が近づいています。そのために、契約済みの土地の決済を済ませてきました。あまり土地の売買は慣れていないので、都度新鮮です。どんな流れで、注意点はどこにあるのかを調べてみました。 決済当日の流れ なぜか現金? 土地売買契約…
たまに、不動産屋からワンルームマンション投資の連絡をいただきます。どこをどう検討しても、投資に値しないのですが、いらないというのに物件案内を送るということで、郵便が届きました。 前回のやっちゃダメ!投資の外貨預金に続いて、今回は新築ワンルー…
公庫で融資の内諾をいただいという記事を書きました。さて続いては契約です。この契約、けっこうなスタンプラリーです。あっちこっちを周り、ハンコを押してもらって、やっと契約となるのですが、さて。 www.kuzyofire.com 契約に必要な書類明細が届いた 意…
前回、公庫で安い金利で借入が決まったものの、IRRが心配だという記事を書きました。簡単にいえばIRRとは、その事業の利回りを、定期預金金利と比較したらどれくらいに相当するかを表すものです。これを試算してみました。 Equity IRRとProject IRR Equity I…
これまで何度も足を運んできた政策金融公庫から、ついに融資決定の連絡が来ました。金利は想定を上回る好条件の1.51%。10年返済固定金利です。 これまでの公庫申込みの流れ 返済10年金利1.51%とは これまでの公庫申込みの流れ 思い返せば、最初に公庫に相談…
2020年から、資産の運用を5つのセグメントに分けて把握していきます。株式セグメント、債券セグメント、ヘッジセグメント、オルタナティブセグメント、リアルアセットです。最後は、投資というよりも事業に近い、リアルアセットセグメントの運用方針について…
毎月、ポートフォリオ報告という形で総資産のチェック(B/S)とインカムの状況(P/L)をまとめています。そしてそろそろ太陽光発電所の一基目が稼働するので、そろそろ再評価を行っておこうと思います。 基本的な考え方はDCF 割引率をどうするか? 期待収益…
不動産融資の手法の一つに、「ノンリコースローン」というものがあります。これは、融資を受けた不動産以外に返済義務がないというローンになります。普通は不動産経営に失敗すると、自分の資産から持ち出しで借りたローンを返済しなくてはならないのですが…
やっと太陽光発電所の1号基が建設の目処がたちました。現在、信販会社で金利2.15%のローンを前提に進めていましたが、誰でも一つはいけると言われる政策金融公庫に、融資の申込みに行ってきました。その流れをまとめておきます。 申し込みには経産省認定書…
太陽光には税制優遇措置がいくつかありますが、その1つ「先端設備等導入計画」による、「生産性向上の特措法」が、一基分完了しました。 未稼働案件で、最初の3年の償却資産税がゼロに 申請はけっこうやっかい 市区町村は太陽光への税制優遇措置を厳しくして…
収益不動産への関心をずっと持ち続けているのですが、こと相場の状況でいうと、やっと価格がピークを打って低下が始まったかな? という感じのようです。利回りでいうと、上昇が始まったかもというところ。 区分マンションは利回り低下継続 一棟アパートは価…
太陽光発電所の敷地として購入した土地。その固定資産税の支払を忘れていました。1回目は、下記の記事のように支払いを済ませたのですが、2回めは自分で覚えていてはらう必要がありますね。当たり前ですが。 www.kuzyofire.com 地域によって違う支払い時期 …
持ち家か賃貸かの論争は尽きることがありませんが、投資家目線でもう一度考えてみたいと思います。 4000万円を投資したらいくらの収入になるか? 4000万円出すとどんな家が? 賃貸なら4000万円は残る。持ち家なら4000万円の不動産が残る 賃貸のほうがグレー…
先日、法人の初決算が終わりました。赤字決算だったので法人税の支払いはなく、住民税の均等割だけ納付したところです。すると、さっそく昨期の消費税還付が税務署から振り込まれていました。額は少しではありますが、うれしいことです。 消費税は売上と費用…
太陽光発電用地として購入した土地の不動産取得税の納付用紙がきました。都道府県あての税になります。 固定資産税の半分くらい 2021年4月から4%に引き上げ 支払いはnanacoで 固定資産税の半分くらい こちら、購入時の1回だけ支払う必要がある税で、標準課…
太陽光発電用に購入した土地の固定資産税の用紙がやってきました。なんかしょっちゅう税金を払っている気がしますね。 固定資産税は毎年1月1日時点の所有者が払うことになります。この土地はわけあって先行して売買を行った土地です。固定資産税はぼくが払う…
太陽光発電所の建設を進めていますが、さすがに物件数が多くあるといろいろとトラブルものあるものです。今回、なんと2ヶ所で「やっぱり土地は売らん!」という地主さんに遭遇しました。 やっぱり値段が安すぎた……という地主さん 1ヶ所は、街道沿いの開けた…
不動産への投資を検討するにあたって、シミュレーションをいろいろとしています。太陽光発電もそうですが、「表面利回り」というのはくせ者で、株式などに比べてどうしてもリターンが大きく見えてしまいます。しかし、実際の利回りはもっとぜんぜん小さいの…
不動産投資をするなら、メンタルの意味でもノウハウの意味でも仲間が必要――ということで、初めて大家の会に行ってみました。ネットで見つけて、翌日参加だったのでけっこうドキドキしたのですが、懸念したような営業臭もなく、費用もランチ付きでリーゾナブ…
経済産業省が2019年度以降のFIT制度買取価格を発表しました。買い取り価格は2018年の18円から22%下がって14円。これは、当初の想定どおりです。ただし、入札対象基準は500kW以上となりました。50kW以下を低圧、50kW以上を高圧といいますが、高圧は入札を免…
不動産の物件を探している中で、面白いものに出会いました。土地の値段以下、それどころか積算価格以下の値付けがされている一棟アパートです。場所も都内で悪くなく、ブランド価値のある立地です。ただし、利回りが4%以下と悪く、20年ローンだと税前キャッ…
現在、東京ビッグサイトで「資産運用EXPO」が開催されています。太陽光発電EPC業者も多数出展していたので、各社のブースで2019年の太陽光発電事業について、見通しを聞いてみました。 FIT14円にどう対応する? いま新規の太陽光発電案件を探している人が一…
現在、太陽光発電事業の運営のために法人を設立しています。そして、この法人名義でクレジットカードを作り、自動車を借りたり、物件の視察に出かけています。当然、物件視察の際は法人クレジットカードのETCカードで支払っています。 ところが、あれ? そう…
2019年からは、アセットアロケーションを4つのセグメントに分けて把握していきます。インデックス、グロース、オルタナティブ、リアルアセット(太陽光)です。今回はリアルアセットセグメントの運用方針をまとめておきます。 目的および基本的性格 投資対象…
2019年の事業用太陽光固定買取額(FIT)の価格が、ほぼ決まったようです。2018年の18円に対して、2019年は14円。22.2%の下落です。 www.nikkei.com 最終的には本日9日の会議で提示し、3月末までに決定ということですが、ほぼ14円で決まりでしょう。大手業者…
千葉木更津に予定している太陽光発電所の電力負担金が確定したようです。太陽光発電所の設置にあたっては、次のようなハードルを超える必要があります。 設置する土地の確保(普通はEPC業者経由で紹介してもらう) 土地が農地の場合、転用申請(農業委員会の…
総資産の棚卸しであるアセットアロケーション報告を毎月月末に行っています。その中で、資産額評価をどうしようか悩んでいたのが太陽光発電です。前回のアセットアロケーション報告では、実際に支出した金額、つまり簿価をそのまま資産額として計算しました…