直近1カ月間のブログアクセスランキングをお届けします。
10位 31銘柄136個
12月の優待クロス途中経過が10位に入りました。なお、ほぼ最終の結果は、昨日のこちらの記事にまとめています。だいたい31銘柄136個。よく取ったという感じです。
初めて優待クロスにトライしたのが18年8月ですから、そこから約3年。すっかりクロスが日常になりました。またこの3年で、本当にクロス投資家が増えたことも実感しています。
9位 資産は3%減少
2021年11月の投資成績とポートフォリオ オミクロン暴落?
9位は毎月恒例の資産状況報告記事。総資産は3%の減少でした。一応、この報告では、単なる総資産の増加率だけでなく、セグメントごとに入金と出金を足し引きして、投資としてのパフォーマンスも計測しています。これがかなり面倒くさいのですが、まぁある程度ルーティンになってきた感じでしょうか。
短期投資が本当に性に合わなくて、かつ上手くないことを実感しているので、インデックス中心の長期投資に出会えたことは本当にラッキーでした。
8位 クリプトへの関心高まる
8位には投資家オフ会の記事が。現在のような、過剰流動性による金融相場では、基本的にどんな資産も値上がりします。ただし、アセットクラスによって違いはあって、例えばコロナで格差が拡大したこともあり、資産家が欲しがるアセット、例えば不動産はけっこう値上がりしました。
また、株式のようなファンダメンタルズが計算可能な資産は、企業業績などが株価のアッパーを決めてしまうところがありますが、仮想通貨のようにファンダメンタルズがはっきりしないものは、単純な需給によって価格が決定します。そのため、ムードが支配するこうした相場では、仮想通貨は好調なのでしょう。
7位 いかに損失を出すかが問題だ
今年はSOを行使したため、けっこうな額の売却益が確定してしまっています。となると、いかに20.315%の税払いを抑えるかが重要。つまり、売買操作で損失を作る必要があります。
「損失を出す」といっても、これによって資産が減少したり現金が流出してしまっては本末転倒です。資産額は減らさず、帳簿上で損失を積み上げる必要があるわけで、その状況についてまとめた記事でした。
6位 経済は面白い
投資活動を20年以上やっていますが、実は経済に関してはたいへん無知でした。FOMCがとか金利がどうとか、CPIがどうとかいうに関心を持ったのは、本当にこの1年くらいのこと。コロナ禍で各国中央銀行が大規模緩和に踏み切ったことで、投資家としても無視できなくなったのです。
無視できないというよりも、この相場をもたらしているのは中央銀行そのもの。だから、企業業績よりもこっちのほうが要注目という感じですね。
5位 クリプトの未来
5位に入ったのはビットコインネタ。まぁ相変わらず乱高下は続いているのですが、長期的な上昇を期待しているというわけで、HODLです。そして、ビットコインよりも面白いのは、イーサリアムに代表されるスマートコントラクト系コインでしょう。今年はDeFi、NFTとユースケースがたくさん登場しましたし。
それからもう一つ、注目しているのがステーブルコインです。中国を除いてCBDCがまだ不透明ななか、日本でもステーブルコインの話題が盛り上がってきました。裏付けとなる資産がある、つまり発行体が存在するわけで、純粋な仮想通貨というよりもブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨って感じですが、それでもP2P送金とかウォレット保有とか、仮想通貨のメリットの一部は持っています。
4位 楽天経済圏の躍進
意外?な記事が4位に。いまでも家電を買うなら価格コムで検索!とか思っている人も多いと思うのですが、実際には巨大経済圏がそれを飲み込もうとしています。今年は、これまでちょっぴりしか使っていなかった楽天経済圏にかなりのめり込んだ年だともいえます。
企業としての楽天に対する魅力は微妙なのですが、大手IT企業としては、実はヤフー&LINEのZHDとか通信キャリア3社とかよりも期待していたりします。頑張って価格破壊を続けて欲しいものです。
3位 50年後はみんな強制FIRE?
3位には、ケインズの論文から、未来はみんな経済的にハッピーになるぜ!という内容の記事が入りました。この大きなトレンドでぼくが一番参考にしているのは、ユヴァル・ノア・ハラリなのですが、彼はAIの進展と政府の実質的社会主義化の帰結として、ほとんどの人が働かない社会を提示しています。
働かないというとちょっと語弊があって、AIの発展で働きたくても仕事がない(無用者階級)人の増大と、それをなんとか維持するために強力な社会保障が実現する(せざるを得ない)という話です。ベーシック・インカムもこの文脈で出てきます。
以前、FIREムーブメントは必然だったという記事も書きましたが、資本主義の世界が、また違った形に変わろうとしているタイミングにあると思うと、この時代に生きられてワクワクします。
2位 複雑化するポイント
楽天経済圏とセットで忘れてはいけないのは、ポイントの乱立です。長らく、元祖のTポイント、そしてPontaポイントが共通ポイントとして存在感を持ってきましたが、キャリアを中心とした共通ポイントの発展と、決済サービスに付随したポイントの乱立で、大混乱状態です。
で、お得を追い求めると自然とさまざまなポイントが貯まるわけですが、それをどう処理したらいいのかをまとめたものです。まぁこんな時代が長く続くはずはないので、お得なうちにもらえるだけもらってしまいましょう。
1位 持っていないセゾンアメックス
えと、なぜかこの記事がランキング1位でした。8月に書いた記事なのですが、毎日コンスタントにアクセスがあるなぁ……とは思っていたのですが、まさか1位とは。
これ、アクセスを調べると明らかに検索エンジン経由です。ただ、「セゾンアメックス」で検索しても、それほど上位ではないんですよね。うーん。
対して魅力がないと記事で書いたセゾンアメックスゴールドですが、旅行が流行らない中、セゾンはECなどに力を入れていて、ECサイトやふるさと納税サイトも運営しています。
しかしですね、どうにもサイト構成がECサイトではなく、ポイント景品交換サイトのつくりなのです。検索して製品を調べるのではなく、「これがお勧め!」というふうに載っている感じ。余ったポイントを景品に交換するのならともかく(いまや、こういうポイントの使い方自体が時代遅れ)、わざわざカード決済でモノを買うときにこういうサイトを使うイメージがわきません。
JCBもそうですが、こまごまとしたキャンペーンと、ポイントの景品交換を充実させるという作戦をうん十年前からやっていますが、このやり方は早晩廃れると思います。楽天カードが成功しているのは本格的なECサイトと組み合わせているから。ドコモもKDDIも、同じようなことを目指してECサイトの強化を進めていますが、単体で魅力のないECサイトなんて、キャンペーンがなければ誰も使いません。せめてどこかイケてるところを買収すればいいのに。唯一対抗軸になるのは、やはりヤフーを抱えるPayPayですけど、ヤフーが今や古典的なIT企業になってしまっているのが問題ですね。
Amazonのような外資が最もUIUXが優れているのですが、それに匹敵するのはメルカリと楽天、そしてニッチなスタートアップというところ。DX、DX叫ばれて久しいですが、IT企業と目されるところでも全然ダメダメなのが現状です。特にカード会社は、何を自社の優位性にしていくのか、ちゃんと考えて欲しいところです。
そうそう、ナンバーレスに続いてカードレスを打ち出し、さらにTile搭載カードとか、家族ポイント制度とか、実は革新的な取り組みを次々と打ち出す三井住友カードは最近勢いがあるなぁなんて感じます。ぼくが持っている三井住友カードだけでも、5枚あり、しかも4枚はそれぞれ結構な額を決済していますし。