FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

税金

FIRE後の公的年金 国民年金よりお得な厚生年金 完全FIREへの道(11)

経済的に自立(FI)した上で、退職に限定せず好きな仕事で働く(RE)ことがFIREだと思っていますが、今回サラリーマンも退職し、世間的な意味で完全FIREすることにしました。 健康保険と同様に、これまで勤め先が手配してくれていて意識する必要がなかったの…

FIRE後の公的年金 家族の扶養に入る 完全FIREへの道(10)

経済的に自立(FI)した上で、退職に限定せず好きな仕事で働く(RE)ことがFIREだと思っていますが、今回サラリーマンも退職し、世間的な意味で完全FIREすることにしました。 健康保険と同様に、これまで勤め先が手配してくれていて意識する必要がなかったの…

社会通念的に”給与が高い”のはいくらからか?

よく「年収1000万がサラリーマンの一つのマイルストーン」とかいいますよね。多いとまでは言わないけど、1000万円いけばまぁ勝ち組だとか。でも「東京じゃあ1000万じゃ並の暮らしもできない」なんて声も聞きます。では、社会通念的に”給与が高い”といわれる…

FIRE後の公的年金 納付免除・猶予申請の活用 完全FIREへの道(9)

経済的に自立(FI)した上で、退職に限定せず好きな仕事で働く(RE)ことがFIREだと思っていますが、今回サラリーマンも退職し、世間的な意味で完全FIREすることにしました。 健康保険と同様に、これまで勤め先が手配してくれていて意識する必要がなかったの…

「freee開業」を使って開業届と青色申告申請書を出してみた 完全FIREへの道(8)

経済的に自立(FI)した上で、退職に限定せず好きな仕事で働く(RE)ことがFIREだと思っていますが、今回サラリーマンも退職し、世間的な意味で完全FIREすることにしました。 完全FIREして大きく変えられる、自分の思ったとおりにデザインできるのは税金対策…

青色申告特別控除の手続き 完全FIREへの道(5)

FIREを自称していましたが、実際にはFinancial Independent(FI)の実現とセットで、自分の好きな仕事だけをやるというスタンスで、サラリーマンは続けていました。ただ、今回サラリーマンのほうも退職し、完全FIRE(?)することにしました。 そこで、転職…

FIRE後の税金最適化グランドデザイン 完全FIREへの道(4)

経済的に自立(FI)した上で、退職に限定せず好きな仕事で働く(RE)ことがFIREだと思っていますが、今回サラリーマンも退職し、世間的な意味で完全FIREすることにしました。 完全FIREして大きく変えられる、自分の思ったとおりにデザインできるのは税金対策…

節税のグランドデザイン 控除・繰り延べ・平準化

世の中にはいろいろな節税術の情報が溢れていますが、そのほとんどは具体的な手法ばかりで、税金対策のグランドデザインというのはあまり見ることがありません。税理士さんにしても、「一般的にはこういうやり方がいいですよ」「あなたの場合はこちらがオス…

太陽光発電投資ではインボイスは登録不要

先日、経済産業省と東京電力から続けてインボイス周りの連絡が来ました。意外と知られていないようなのですが、FIT制度の太陽光発電については、インボイス制度への対応は不要。これまで通りに免税事業者を継続できます。 東京電力からお尋ね 免税事業者はイ…

固定資産税はeLTAXからQRコードでもクレカでも簡単に支払えた

2023年の4月から、地方税の支払いにeL-QRが導入されました。いや、これが本当に便利です。納付書に記載されたQRコードを読み取れば、コード決済だけでなくクレカ決済も可能になります。これまで、自治体ごとに支払える方法がバラバラで、結局コンビニ店頭で…

2023年新春 固定資産税と住民税、自動車税の高還元支払い手法

4月の所得税の支払いが終わったと思ったら、続いては地方税の季節です。そして大きな変化がやってくるのも地方税です。最もお得に支払いをするにはどうしたらいいでしょうか? 地方税のカレンダー 支払い方法と今年のアップデート どの方法で支払うのが最も…

やっと免税事業者に戻る 6期目、この春から

この春、4月1日からやっと免税事業者に戻ることになりました。会社設立から5年、やっとです。これからは売電した売上額からまるまる消費税を手元における見込みです。 なぜ課税事業者だったのか 3年後、免税事業者に戻る インボイス制度の行方 なぜ課税事業…

金融資産税はなぜ難しいのか 戦後の財産税・富裕税から考える

岸田政権になってから増税の話ばっかりなわけですが、株式所得への増税論が引っ込んだと思ったら、今度は「金融資産課税」が話題です。これはマイナンバーカードの議論と連動していて、根っこには、年収ではなく資産額で金持ちかどうかを判別しようという話…

確定申告で所得税をAmazonPayで払ってみた

今年から国税の“Pay払い”が可能になりました。というわけで、Pay払いの中でも最強のAmazon Payを使い、所得税を払ってみました。 Amazon Payで所得税を支払う流れ 入り口はe-TaxのWebページ Amazon Payで所得税を支払う流れ 下記の通り、今年から国税のPay払…

投資家の確定申告 リアル数値の実践記

2021年分の確定申告を完了しました。もう8年目になるだけあって、さすがに慣れたもの。というより、以前は面倒だった医療費控除とかふるさと納税とかが、かなり簡単になって、e-Taxも簡単になって、ちゃんと進歩を感じるところです。 今回は、確定申告完了記…

ふるさと納税の確定申告はXMLが超絶便利だった

確定申告の季節です。あ、税金を収める人は2月15日から3月15日の間に確定申告を行う必要があるのですが、還付(払いすぎの税金を受け取る)人に限っては、1月1日から確定申告が可能になっています。 今回は、ふるさと納税の確定申告について。ワンストップ納…

確定申告をしないほうが得になる条件と、確定申告をするデメリット

確定申告の季節になりました。だいたいにおいて、確定申告はやればやっただけのメリットがあるのですが、やらないほうがメリットが大きい場合も存在します。どんな場合に「確定申告をしないほうがお得」になるのか、考えてみました。 確定申告をおこなうメリ…

価格ゼロになった仮想通貨にも「価値」がある FTX破綻の貸倒損失もお忘れなく

世の中には面白いビジネスもあるものです。「無価値になった仮想通貨を、有料で引き取る」というサービスです。これはどのようなものでしょうか。 不要な通貨を0円売却して損失を出す FTX破綻の損失もお忘れなく 不要な通貨を0円売却して損失を出す 世の中に…

新NISAをどう活用すべきか? おそらくさよならiDeCo

間もなく税制大綱に記載されるであろう新NISAのリーク報道が話題です。恒久化され枠も大きく拡大する新NISA。さて、どんなふうに活用するのがいいのでしょうか。 分かっていること、不明なこと とにかく全力で枠を埋める。しかも最速で 生涯投資枠1800万は、…

税金もポイント還元する裏技 Amazonペイでギフト券払い可能に

3回目の固定資産税の支払い期限も迫り、年が明ければ所得税と、いろいろ税金が気になるシーズンになってきました。各種税金について、最も還元率が高い支払い方法を考えてみました。 いろいろある税金とその払い先 支払手段別の特徴 支払手段別の還元率 最高…

年末に向けてやっておく税金対策:雑所得 仮想通貨の益出し編 

10月も間もなく終わり。となると考えなくてはいけないのは12月末で締めることになる個人の税金です。年内にコントロールする税金について、前回のふるさと納税に続き、今回は仮想通貨について。 確定申告は1月から12月 仮想通貨は「雑所得」である 最初に経…

年末が近づいたのでやっておく税金対策:ふるさと納税編

10月も半ばとなり、2022年も残すところ2ヶ月半。そろそろ考えておかなくてはならないのが税金です。年内にコントロールしておくものをまとめました。 確定申告は1月から12月末で締め ふるさと納税は最後まで限度額が分からない 上限額が増加する場合 ふるさ…

NISAの新制度、金額拡大と恒久化で何が起きるか?

金融庁が岸田首相の「資産所得倍増プラン」に乗って、NISAの変更要望を出すようです。ポイントは、金額拡大と恒久化。まだ要望を出す予定というだけで、これがどこまで自民党内の税制改正で受け入れられるかはわかりません。ただ、一部でも実現した場合のイ…

3000万円の退職金か、それともその分給与上乗せか どっちがいい?

企業の福利厚生の1つに退職金制度があります。これは長期間働いて退職するとまとまったお金が支払われるというもので、老後の生活資金として重要な位置づけのものであるとともに、会社に社員を縛り付ける道具として批判もありました。 さて、3000万円の退職…

予定納税通知書が来たので減額申請書を出してみる

梅雨の時期は住民税がやってくる憂鬱な季節なのですが、今年はなんと「予定納税額通知書」という、見慣れないものが届きました。これはいったい何で、どんな対応をすればいいのでしょうか? 予定納税とは 減額申請書 予定納税とは 予定納税とは、普通は年が…

インフレになると税金も上がるって知ってました?

米国で高インフレが話題です。日本ではまだインフレと騒ぐほどは物価は上がっていませんが、このあと原油高やウクライナ侵攻の影響を価格が織り込んで、さらに物価が上がると思うと、本当にインフレがやってくるかもしれません。 ところで、インフレが起こる…

固定資産税のnanacoを使ったお得な支払い攻略【2022】

つい先日まで確定申告をやっていたような気がするのですが、早くも次の税金、固定資産税の季節です。今年は不動産がいろいろと増えたこともあって、かなりの額になります。また、クレカ周りの制度もそこそこ変わりました。どう払うのがお得か、検討してみま…

所得税の延納 2021年確定申告戦記(7)

本丸の株式の確定申告計算が終わったのはいいのですが、最後に残るのが納税です。確定申告の提出期限と納付期限は3月15日。3月は優待クロスに資金が必要なこともあって、少しでも資金を確保したいところ。というわけで、今回選択したのは「延納」です。 いく…

異名義クロスは節税になるのか?

信用売りの口座と、現物買いの口座が異なる、いわゆる異名義クロスは、未成年の子供の口座で優待を取得する場合の定番です。この手法は、優待が取得できるだけでなく、信用売りを行う親口座の税金を減らせるというのもメリットです。 しかし本当にそうでしょ…

株式益の確定申告は基礎控除に注意 2021年確定申告戦記(6)

今回の確定申告は株式です。株式は、特定口座なら源泉徴収なので、通常は確定申告する必要はありません。ではなぜ今回確定申告するのでしょうか? 確定申告の理由 所得が上昇することのデメリット 基礎控除にも注意 利益コントロールをしっかりしよう 株式 …