FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

ケーブル盗難、ホント多いですね 太陽光発電実績【2024年3月】

最近ほんと、太陽光発電所のケーブル盗難のニュースが多いです。北関東・茨城でも多発してみるみたいで、警察の情報によると4月の一週間だけで太陽光発電施設を対象とした窃盗事件が20件発生したといいます。

 

何そのハイペース?? 警察も見回りをしたり動いてくれているようですが、被害は広がるばかり。「自衛しろ」ということのようですが、これが治安の悪化か?とも思ったり。

 

では3月の発電実績を見ていきましょう。

5万1400kWh 昨対比97%

3月というのは春の訪れが実感できる月で、服装も徐々にコートがいらなくなってきたりしますね。発電においても、月間平均発電量を上回ってくるのが3月です。

 

発電量は5万1400kWhとなり、上向きました。ただ昨対比は97%です。

発電所ごとの計画比を見ると、木更津、白子は予算を超えたものの、ほかは未達。特に君津は計画比77%という体たらくです。ここは盆地の中だから、まったくもって日が当たらないんですよね。辛い。

またこの3月から、木更津発電所が5年目に入りました。この発電所は10年ローンなので、折り返し地点に入ったことになります。下記が発電量推移ですが、ばらつきはそこそこあるものの、季節変動のほうが大きく、またパネルの経年劣化は全く分からないですね。

キャッシュフローは32万円

売電額からローン返済額を引いた粗キャッシュフローは約32万円となりました。月間30万円を超えてくると「投資している」って実感が湧きます。ちゃんと木更津のCFもプラスです。

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓2月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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年間400万円稼いでくれる太陽光 太陽光発電実績【2024年2月】

かなり暖かくなったと思ったら突然雪が降るなどおかしな天気が続いていますが、皆様の発電所は元気に電気を作っているでしょうか? 2024年2月の太陽光発電所 発電実績のコーナーです。

44,804kWh 前月割れ

月間発電量は4万4804kWhでした。これは昨年対比では100.9%とかろうじてプラスとなりましたが、前月を1000kWhほど下回りました。日差しは長くなってきている肌感もありますが、やはり天候が2月のほうが悪いのでしょうか。

計画対比ではけっこうボロボロで、予算達成はいすみ発電所だけ。ほかはほとんどが80%台とひどい結果です。うちのエース、白子発電所も過去最悪となる計画比90%という有り様でした。

キャッシュフローは約20万円

夏の最盛期には月間60万円を超えるキャッシュフローですが、冬の間は我慢我慢。6発電所合算でもわずか20万円です。昨年は20万円を割っていて厳しかったのですが、それよりはマシ。ただ2年前は27万円とかいってたんだよね〜。

 

ちなみに先月の記事で白子発電所のデータを誤って記録していたので、今回それを修正しました。白子だけは「エコメガネ」がついていて、正確な月次データが取れるのでそれを使っています。ほかは月に1回の東電の検針データを使っています。先月は、白子も検針データを入れてしまっていたのでした。

今回は累計CFの状況も見ておきます。まずは暦年のCFから。全発電所が稼働したのは2021年8月からなので、フル稼働はまだ2年間です。このように、だいたい年間400万円前後のCFが生まれていることが分かります。太陽光発電所だけでFIREする人がけっこういるのも分かりますね。

発電所別で累計CFを見ると、こんな感じ。エースの白子はまもなく300万円を稼いでくれるところです。まだ稼働して3年なんで、このペースで20年間頑張ってほしいところ。木更津が未だに累計CFで赤字なのは、ここだけローンが15年じゃなくて10年だから。早くローン返済終わらないかな。

ちなみに、このCFには消費税還付は含まれていないので、それも入れるとそれぞれ90〜120万円くらい入金額は増えることになります。それでもまだ、初期費用の回収までには時間がかかります。平均で62%、最も進捗している筑西発電所でも78%なので、太陽光投資はほんとに長期投資ですね。

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓1月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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2つの発電所が4年目突入 太陽光発電実績【2024年1月】

年が明けて最初の月、太陽光発電の状況はどうだったでしょうか? 2024年1月の発電実績をまとめておきます。

4万4785kWh

月間発電量は4万4785kWhでした。これは昨年対比では+2%。12月を底にちょっとだけ盛り返したというところです。

ただし予実でいうと、全発電所は計画を下回るという体たらく。冬は例年どの発電所も計画を下回るのですが、収益計画にもダイレクトに影響するので困ったものです。

  • 木更津 92%
  • 白子 94%
  • 筑西 88%
  • 石岡 87%
  • 君津 93%
  • いすみ 98%

下記の月間発電量を見るとよく分かる通り、1年間で最も発電量が落ち込むのは12月*1。意外なことに次が10月だったりします。そして1月と11月が同レベルという感じです。この1月をすぎれば、ここから夏に向けて発電量はぐんぐん伸びていきます。

4年目突入の2発電所

さて、1月から2つの発電所が4年目に突入しました。白子といすみです。これで最古参の木更津を入れると3基が4年目に入ったことになります。

 

白子の過去発電量がこちら。2021年は春の発電量が多く、2023年は夏の発電量が突出していたことが分かります。2024年の出だしは例年並みといったところ。

いすみも傾向は似ています。発電所の影響というよりも関東地方の天気の影響という感じですね。

キャッシュフローは20万1000円

さて売電金額からローン返済額を引いた粗CFは、20万1000円となりました。先月の15万円を底に少し回復しました*2

 

なお木更津発電所は引き続き1.7万円少々の赤字です。過去からの粗CF合計でも1万円程度の赤字。なかなかキャッシュを生み出してくれない発電所です。でもまぁ木更津はあと2ヶ月で5年目突入です。この発電所は唯一10年ローンなので、早くローンを終えてフルで収益貢献する発電所に進化してほしいものです。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

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*1:ちなみにパーセントの数字は年間の平均値に対する比率です。

*2:※初出で数字が誤っていました。なんと12月の数字のまま更新されていないで記事に書いていました。

2023年12月の太陽光発電実績 年間実績もまとめてみた

12月といえば、太陽光発電家にとって最も苦しい月。冬至がきて1年で最も日が短くなるだけでなく、日差しの角度も落ちて発電量が減ります。さて、2023年12月の発電はどうだったでしょうか。

年間最低発電量だが、昨年よりはプラス

12月の発電量は4万2303kWhとなり、この1年で最低となりました。ただ、昨年2022年の12月と比べると113%と二桁増。この1年はよく発電してくれました。

全発電所がフル稼働した2022年と2023年を比較すると、年間発電量は64万1720kWhと前年から4.3%増加しました。

月別平均発電量を見ると、2023年は6月までは例年より低調。しかし夏が活況で7月から大ブレイク。10月まで過去最高記録を出し続けたという感じです。

粗CFは15万7000円に

売上からローン返済額を引いた粗CFは約15万7000円になりました。かなり低いですが、過去最低ではありません。2022年の12月に比べれば倍ある感じです。

こちらも年間のリアルな数字をまとめておきましょう。どの発電所も年間で100万円をちょっと切るくらいの粗CFを出しています。パネルの劣化なんていわれることもありますが、そんなの毎年の日照量の変化に比べれば誤差みたいなものだということも分かります*1

還付された消費税も込みで、初期投資額のほぼ半分を回収できています。残り半分の回収も道筋が見えてきました。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

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*1:なお君津と木更津は土地が安い山奥だったことが、そのまま収益に出ています。さらに木更津は15年ローンではなく10年ローンなので全然CFが出ていません。

2023年11月の太陽光発電実績 発電所稼働から平均3年が経過

太陽光発電を営んでいると、雨か晴れかとか日照時間とか、そういうことに敏感になるものなのですが、実は知らなかったことが。12月22日は冬至で、それは昼間の時間が一番短くなる日なのですが、日の入りが最も早いのは別の日だったのです。

日の入りが最も早いのは冬至ではなかった

冬至というと昼間の時間が一番短い日で、当然、1年で最も遅くに日が昇り、最も早く日が沈むと思い込んでいましたが、実はそうではありませんでした。次のように、日の入りが最も早い日は12月6日に来て、日の出が最も遅いのは1月7日に来る。その調度間の12月22日=冬至が、一日が最も短くなるのだそうです。

 

 

 

太陽が空を動く速さが年間を通して一定なら、日の出・日の入りの早さ・遅さは昼間の長さだけで決まるのですが、実際には、太陽は季節によって動く速度が違うためにこんな現象がおきます。なぜ速度が違うかというと、太陽の傾きと軌道が楕円だからなのだそうです。

  • 太陽の通り道である黄道と天の赤道が23.4度傾いているため、太陽が天の赤道に対して動く速度が一定ではない
  • 地球の公転軌道が楕円であるため、太陽の日々の進みが一定ではない

1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ? | 国立天文台(NAOJ)

発電量は4万4859kWh

さて11月の太陽光発電量をチェックしましょう。日が短くなって日照時間が減り、発電量は更に落ち込んで4万4859kWhとなりました。

ピーク月の約6割です。ただまぁ計画どおりではあって、実は木更津と筑西を除き、計画値を上回りました。

粗CFは20万2000円に低下

売上からローン返済額を引いた粗CFは約20万2000円でした。収益的にも冬!って感じです。木更津発電所も、昨年から1ヶ月遅れで赤字のシーズンに入りました。

実は、今月で発電所が稼働してから平均3年が経過しました。

  • 木更津 3.8年
  • 筑西 3.2年
  • いすみ 2.9年
  • 白子 2.9年
  • 君津 2.8年
  • 石岡 2.4年
  • 平均 3年

太陽光発電のビジネスモデルは、土地代や諸経費などの初期費用を、毎月の売電で回収していくものです。売電売上の累計に消費税還付を足した合計収入によって、初期費用をどれだけ回収できたかを表したのが下記のチャートです。

全体としては初期投資の約5割を回収済みで、発電所によって長短はあれど、平均あと6年ほどで残りの回収も終わる見込みです(木更津は10年ローンのためちょっと状況が違う)。そこからは純益を積み上げるターンに入り、そしてローンが終わる15年目以降は、1基あたり年間約200万円の売上≒利益が入ってくるようになります。つまり5年で1000万円。7基で7000万円という目算なわけです。

 

つまり、下記のようなライフサイクルを取ります。

  • 1〜3年:初期費用回収期前期 (今)
  • 4〜9年:初期費用回収期後期
  • 10〜15年:純益積み上げ期
  • 16〜20年:爆益期
  • 21年〜:FIT切れ。7〜8円/kWhあたりでゆるゆる売電

平均して3年が経過したわけで、まだ初期費用回収までの道は遠いのですが、着々と進んでいる感じがあります。

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

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12月退去があったけど1月早々の入居が決まった

不動産投資家にとって、一番うれしいのは融資が決まったときと入居が決まったときです。今回、12月頭に退去が出て「あー年越しは空室か……」と嘆いていたのですが、先程連絡があり、なんと1月頭の入居が決まったとのこと。嬉しいものです。

退去と入居の歴史

ぼくの持っているアパートは全9室なのですが、満室で購入してからのこれまでの入退去を振り返ってみました。

  • 2021年7月 201号室 退去 →22年2月入居 7ヶ月
  • 2022年2月 102号室 退去 →5月入居 3ヶ月
  • 2022年4月 101号室 退去 →7月入居 3ヶ月
  • 2022年6月 201号室 退去 →11月入居 5ヶ月
  • 2023年12月 201号室 退去 →2024年1月入居 1ヶ月

2021年4月に引き渡しを受けてから2年と8ヶ月。全9室なので、32ヶ月x9室で、計288ヶ月が経過しました。うち、空室だった期間は19ヶ月。空室率は6.6%という計算になります。

 

元々のシミュレーションでは入居率96%=空室率4%で計算していたので、1.5倍ほど空室が多いことになります。ちょっとよろしくありません。

 

ちなみに96%という入居率は、平均入居年数4年、平均募集期間2ヶ月という想定から導いたものです。平均募集期間は3.8ヶ月と想定の約2倍になっています。これが足をひっぱった感じでしょうか。

不吉?な201号室

何がよろしくないかといえば、単なる偶然でしょうが201号室です。最初の退去が出たのも201号室で、入居まで7ヶ月もかかったかと思いきや、わずか4ヶ月で退去。さらに約1年で退去です。201号室だけでいえば、32ヶ月中、13ヶ月も空室になっています。実に40%! なんか呪われた部屋でしょうか。。。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kuzyo/20210811/20210811140903.jpg

といってもこれらは確率の話だと思ったほうがいいです。201号室がとりわけ家賃が高いかというとそういうことでもなく、だいたい平均なので、何やら運が悪かったということかな。

ちなみに金利も上昇した

ちなみに2023年を振り返ると、金利も上昇しました。というのも、ぼくの収益不動産ローンは(だいたいほかもそうだと思うのですが)変動金利で、長期プライムレートに連動するからです。

 

自宅用住宅ローンは短期プライムレート連動なので、日銀がマイナス金利を解除しない限りはそうそう変動金利も上昇しないでしょうが、長期金利に連動する長期プライムレートに連動だと、結構上がったのです。

 

下記は政策金利と長期金利(10年債利回り)の推移です。2016-19年は、長期金利さえもゼロからマイナスまで突入していました。しかしこのところは急速に金利が上昇し、11月には1%近くまで上がったのです。

ぼくが不動産を買ったタイミングだと、長期金利は0.1%。そこから0.6%近く上昇したことになります。1億円の負債だと、金利0.5%上昇は負担額が年間50万円も増加することを意味します。いやぁ軽くはありませんね。

 

ドルが利下げを織り込みつつある中、日銀は1月にも利上げの方向だという話がメディアを賑わせています。そうなると、いったん落ち着いたかに見えた長期金利は再び上昇するのか? 気になるところです。

 

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2023年10月の太陽光発電実績 防草シートの功罪

まだまだ暑く夏が続いているような気分さえあった10月ですが、日照時間は着実に減っていて、太陽光発電量もジワジワ下がりました。10月の実績を振り返るとともに、この1年敷き続けてきた防草シートの状況をまとめておきます。

防草シートを敷いてきた

当初草刈りで対応していた発電所の自主メンテナンスですが、あまりの草の量に一念発起して、防草シートを敷く形で対応を勧めてきました。フルで敷き詰めたほうがきれいではあるのですが、パネルの下に敷くのもあまり意味がないような気がするし、パネルの前だけに敷いてきました。

 

いすみ、白子、筑西、石岡の各発電所のシート敷き状況は次の感じです。まずいすみ発電所は比較的スムーズに敷設ができました。シートはフェンス近くだと意外と大変なのですが、そうではないところに道を作るとスムーズです。

続いてエース発電所の白子発電所。ここは東西に長く敷設されているので、最もシートを貼るのが簡単でした。ほかも全部こういう形ならいいのに。中央の海苔のようになっているところは、パワコンがあるところです。

こちらは筑西です。東西に狭い敷地だとシートを貼るのはいささか面倒になります。それでも縦横が揃っている発電所なので、比較的敷きやすかったかな。

石岡発電所は本当にシート泣かせです。南北に長く、パネルの前のシートよりも通路用にたくさんのシートを敷く必要があります。まだあと3列敷ききれていません。しかも一番奥まったパネルは、フェンスがすぐ近くに来ており、シートをうまく敷けるかどうかも怪しいところ。

シートを敷くとツル科の植物が増える

当初の目論見は、シートを敷けばパネルの目の前の日差しを遮る雑草が生えてこなくなる。さらにシートの上を歩いて左右に除草剤を撒けば、草刈りなしにメンテナンスが完了するのではないか? というものでした。

 

ところが雑草というのは生命力旺盛なもので、思惑どおりになったのはいすみ発電所くらい。雑草が防草シートに適応して進化した筆頭の発電所は石岡です。下記は石岡のシートが張ってある通路です。草が見事に被っています。これ、ツル科の植物で左右からツルが伸びて、シートの上に広がっているのです。

このツルというのは増えるとけっこう厄介で、支柱にまきついてパネルの上に顔を出します。パネルの前の背の高い草ははえなくなりましたが、逆にツルが繁殖してしまったのです。

これは想定外。ツルは除草剤できれいに枯れるのですが、シートの上で移動するにはまずツルを刈り取る必要があります。ところがシートの上の植物を草刈り機で刈るのは、シートを切らないように注意する必要もあるのです。やれやれ。

発電量は4万9000kWh

さて10月の発電実績です。9月から更に減って4万9000kWhあまり。ただ昨年対比では+18%と、まだ好調は続いています。

発電所別に見ると全発電所で計画から上ブレしました。それぞれ僅かずつではありますが、うれしいものですね。

粗CFは28万7000円

売上からローン返済額を引いた粗CFは約28万7000円でしたローン年数が10年と短い木更津発電所は、かろうじてCFプラスでしたが、来月からは赤字に陥るでしょう。この先は春まで20万円を切るような時期が続くはずです。

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

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2023年9月の太陽光発電実績 ケミカル(除草剤)をメインに据える

このところ、ヒストリカルハイを更新し続けていた太陽光発電ですが、さすが春分の日を回った9月の発電量は落ちました。今年3月と同レベルです。これから長くつらい冬が待っています。そして、冬を迎えるにあたっては、雑草が種を付ける前に処理しなくてはなりません。

ケミカル(除草剤)をメインに

今回は発電実績の前に、最近の雑草対応の状況から。当初、全力で草刈りをするという力技で対応していたのですが、夏のあまりの草の伸びっぷりに方針変更。2022年3月から、通路中心に防草シートを敷く形に切り替えました。

 

その上で、2023年からは除草剤を併用。通路に敷いた防草シートを歩いて、左右に除草剤を撒けば、草刈り無しで雑草を全滅できるのではないかという思惑です。当初、この方法はなかなかうまくいくのではないかと思われました。

 

下記は白子発電所の写真です。パネルとパネルの間に防草シートが敷いてあります。さらに、その左右の草が茶色く枯れているのもわかります。これは除草剤によって枯れた雑草です。いい感じです!

ところが先日、石岡発電所に行ってびっくりです。シートが一面に敷かれているはずが、雑草がはびこっているじゃないですか! こちらよく見ると原因は2つあって、1つは風かなにかでシートの端がめくれて、そこから雑草が伸び、次々とシートがめくれてしまっていたこと。もう一つは、シートの左右からツル系の植物が伸びてきて生い茂っていることです。

こちらなんて、下にシートが通路状に敷かれているのに、まったく地面が見えません。これはツルが左右から伸びてきてシートを覆い隠しているからです。谷状になっているのはそのせいで、シートがなかったら、ここは背の高い草がぼうぼうと生えているでしょう。

シートがあるおかげで、背の高い草はここには生えないのはありがたいのですが、こちらは一応通路。奥に歩いて進むためにあります。このままでは歩けないのでツル植物を処理したいのですが、ここに刈払機を入れると、下のシートまで切ってしまう恐れがあります。いやーまいった。繊細な作業をやるかカマで手作業でやるか。こまったものです。シート+除草剤は完璧かと思いきや、自然のチカラはすごいものです。

 

なお除草剤はグリホサート系、いわゆるラウンドアップを使っています。農地ではないので全滅させる感じで使えて、コストが安いのでいいです。気になる人体への影響としては、

2015 年、IARC (国際がん研究機関)はグリホサートを検証する委員会を開催し、既発表の論文を部分的に検証したIARC(国際がん研究機関)は、グリホサートを「クラス 2A」すなわち「ヒトに対して恐らく発がん性がある」に分類したことです。(IARC, 2015)ちなみにクラス2Aには、83因子あり他には、赤肉、夜間勤務、65度を超える熱い飲料などがあります。

グリホサート系除草剤 人体に対する危険性は?発がん性物質って本当? | 農家web

ということで、赤肉(普通の言葉だとただの肉)を食べるのと同じ程度には発がん性の疑いがあるとされています。ただし発がん性に分類した国際機関はIARCだけで、そのほかでは問題ないとされています。

 

日本をはじめアメリカ合衆国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、欧州連合(EU)では、

「ヒトの発がんリスクの可能性は低い」「ヒトにおけるグリホサートばく露及び発がんとの関連に確証的なエビデンスはない」「グリホサートはヒトに発がんリスクをもたらさない」と結論づけていますし、米環境保護庁(EPA)は、除草剤に用いられているグリホサートに「発がんのおそれがある」と表示することを禁止するガイダンスを発布しています。

グリホサート系除草剤 人体に対する危険性は?発がん性物質って本当? | 農家web

まぁ子供といっしょにはあまり使いたくないなぁくらいな感じでいます。

発電量は5万3349kWh

発電量は5万3349kWh。さすがに8月よりは発電所1基分くらい凹みましたが、これでも昨対比だと112%です。夏の名残が残っている感じです。

 

発電所別に見ると、木更津と筑西が予算割れ。ほかはシミュレーションを超えています。石岡なんて124%となかなかに好調です。

粗CFは39万円に

売上からローン返済額を引いた粗CFは約39万円となりました。昨年の9月にくらべれば12万円ほど多く、借り入れレバレッジの効果も実感します。ちなみに発電量が少なく返済期間も短い木更津発電所は、粗CFマイナスになってしまいました。

 

ちなみに、木更津発電所の累計粗CFはマイナス11万円ほど。もちろん消費税還付を入れればプラスですが、累計CFマイナスというのは嫌ですね。

 

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

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2023年8月の太陽光発電実績 4発電所で過去最高


2023年8月の太陽光発電実績は、さらにヒストリカルハイを更新して、過去最高となりました。合計6基の総発電量は7万kWhの大台に乗り、つまり売上は月間で130万円超。ローン返済後の粗利も65万円超です。

発電量7万kWhオーバー!

8月の発電量は過去最高となる70,040kWhに達しました。1基あたりにすると11,673kWh。1万kWhを超えれば「よく発電したねぇ」という低圧の中で、平均でこれだけの発電をするのはすごい。本当に良い月でした。

 

東京にいても、本当に雨がふらず、毎日毎日暑い日が続いていましたしね。お盆を超えたのに、この気温はなんだ? というくらいの感じでした。

ほんと、この夏はちょっと異常です。これまでの発電量を月ごとに見ると、下記のようになっていて確かに8月の発電量は伸びる傾向にあるのですが、今年は尋常ではありません。冬の落ち込みが例年よりも大きかったので、その反動? とかあるのでしょうか。

当然、各発電書でも過去最高発電量の記録がでています。まずエースの白子ですが、なんですか?この飛び抜けた今年の7月、8月は。君はまだこんな余力を残していたのね。ほんとすごい子です。

続いては規模は大きいものの、なかなか予実では苦労しているいすみ。ここも7月、8月と過去最高を更新してくれました。がんばっています。

そして問題児の君津。山の中にあって影も多く、なかなか思ったように発電量が伸びません。1万kWhを超えるのは1年に1回あるかどうかというところでした。そんな君津でも8月はグングン発電してなんと1万2000kWh超え。ポテンシャルを活かしました。

そして堅実な優等生の石岡です。この夏は各発電所で絶好調が続いているのに、君だけは出遅れていました。もしかしてこの夏との相性が悪いのかな? と思っていけど、8月はちゃんと飛び抜けた成績を出してくれました。

粗CF、ヒストリカルハイ更新 65万円超に

発電量が増えれば売電収益も増えます。売上からローン返済額を引いた粗CFは65万円を超えて過去最高を更新しました。実際は、ぼくの法人は免税事業者になることが決定したのでさらに消費税分がプラスになります。

季節によって違うとはいえ、一ヶ月で65万円もキャッシュフローを稼いでくれるなんて、そこそこのサラリーマン並みです。発電所さま、ありがとうございます。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓7月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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2023年7月の太陽光発電実績 過去最高更新、月間粗CFは57万円オーバーに


2023年7月の太陽光発電は、まさに絶好調という言葉ばピッタリ。地球温暖化を肌で実感する暑い日が続きますが、実は雨もあまり降っておらず、発電量は過去最高を記録しました。

過去最高65,522kWh

7月の発電量は65,522kWh。2ヶ月前に過去最高を更新したばかりですが、それをさらに上回りました。6つの発電所の月間平均発電量が10,920と1万kWhを超えたわけですから、いかに好調だったか分かります。

予実でもおそらく過去最高となる114%。君津発電所のみ予実は100%にとどまりましたが、ほかは軒並み上振れです。特にエースである白子発電所は136%。3割以上も上ブレるというのは、ほんとにすごいです。

エコメガネによる白子発電所の日次発電量を見ると、素晴らしく天気に恵まれたことが分かります。雨で発電量が大きく落ちたのは2日だけ。ほか曇が2日だけです。400kWhを超えた日が、なんと20日もありました!

ちなみに過去最高発電量を記録したのは下記の発電所です。

  • 木更津発電所 11,208kWh
  • 白子発電所 12,209kWh
  • 筑西発電所 11,169kWh

粗CF、過去最高の57万オーバー

発電量が増加すれば自然とキャッシュフローも増加します。売電額(消費税抜き)からローン返済額を引いた粗CFは、57.4万円と当然こちらも過去最高を記録しました。太陽光がこれだけ稼いでくれると、生活は楽になりますね。

 

投資額の回収まではもう少し

さてこれら発電所群にはけっこうな投資をしてきたわけですが、それぞれの発電所の稼働履歴と、初期投資額の回収状況を見ておきます。まず稼働月数は下記の通りです。最も長い木更津が3年6ヶ月、最も短い石岡がちょうど2年となりました。

  1. 木更津 3年6ヶ月
  2. 白子 2年8ヶ月
  3. 筑西 2年10ヶ月
  4. 石岡 2年
  5. 君津 2年5ヶ月
  6. いすみ 2年7ヶ月

太陽光発電所の初期投資回収は、消費税還付によるものと、毎月の収益によるものの合計になります。それによると筑西発電所は初期費用の63%を回収済み。すべて回収するにはあと4年ほどかかりそうです。

回収日の目算は下記の通りです。あと4年半で初期費用回収が完了する発電所がぞくぞく登場する感じです。

  1. 白子 2028年 8月
  2. 筑西 2028年 2月
  3. 石岡 2028年 8月
  4. 君津 2033年 10月
  5. いすみ  2029年 10月

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓6月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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太陽光発電所の定期報告を経産省に提出する

FIT制度に基づいて売電している太陽光発電所では、運営費用の報告を経済産業省に出すことが義務付けられています。でもなんというか、非常に形式的な書類でまさにお役所仕事。とはいえ、出せというものなので、書き方を簡単にメモしておきます。

再生可能エネルギー電気の定期報告

FIT制度に基づいて運営している太陽光発電所では、1年毎に費用などを経済産業省に定期報告することが求められています。実施しないと、経済産業省から指導が入り、最悪FIT認定を取り消されるということで、仕方なく入力します。

 

Webページからの方法と郵送によるものと2種類ありますが、Webで提出しても「不備があります」と何度も差し戻されるくらいなので、郵送だとやってられないでしょうね。

定期報告作成方法

まず資源エネルギー庁の「再生可能エネルギー電子申請」にアクセスします。ぼくの場合は、下記のようなメールが設備IDやログインIDとともに届いたので、それに基づいてログインします。

ログインしたらタブの「定期報告」を選択します。

 

ここで何も入力せずに「検索」を押すと全件検索となり、下記のように発電所一覧がでてきます。新たに定期報告を行う場合は、ここで「作成」を押します。

下記のように報告区分を求められるので「運転費用」を選び、「情報入力」を押します。

続いてフォームを埋めていきます。連絡先などはそのまま、ほかもそれほど迷う内容はないでしょう。設置状況については、設置費用を登録した際に埋められているはずです。

 

問題は下記の「運転維持費用情報」です。

  • 対象期間:稼働日の同月または翌月からスタートします。この日付が異なっていると不備があるということで差し戻されます
  • 賃借料:借りている場合にはその金額を記載します
  • 修繕費:修繕費がある場合は入力
  • 保守点検費:同じくある場合は入力

下記のように、年間の発電量も記入します。

そのほかの値もざっと入力します。ただこのまま提出してもエラーがでます。下記のように「合計値が間違っていないことを確認しました」にチェックを入れなくてはならないのです。一応「合計を確認」ボタンがあってこれを押すと入力した数字を自動で合計してくれます。にもかかわらず、合計欄が間違っていないことを確認しなくてはならないという仕様のようです。これは0円でも確認しなくてはいけません。

最後に50kW以上の設備=高圧については添付資料を付けられるよとでてきますが、ぼくは低圧なので関係ありません。特に書類を添付せずに提出です。

一応これでOKなはずですが、もし提出内容に不備があると、差し戻しのメールが来ます。指摘された点を修正して再度出し直すというフローです。チェックポイントが決まっているのなら、フォームに入力した時点でチェックするアルゴリズムを入れておけばいいのにと思うのですが、今回は日付の対象期間が違ったそうです。

経済産業省が下請けに出した業者が、こういう細かなチェックをやっていると思うと、税金の無駄遣いだなぁと思うとともに、こういうのこそAIにやらせればいいのにとも思ったりするものでした*1

 

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*1:わざわざ電力を食うAIを使わなくても、全部アルゴリズムに盛り込まれるような気もする。。

今ハードアセットを買うなら太陽光か不動産か?


株式だけでなく、太陽光や不動産への投資を検討している人も多いようです。そのメリットは、(1)融資を引くことでレバレッジがかけられる(2)セットで法人を作ることが多く節税などに活用できる といったものがあります。

 

ただこうしたハードアセットは最初のハードルが高いのも事実ですね。今始めるなら、どんなものを購入するのがいいのでしょうか?

最初に始めるハードアセットは、不動産がいいのか、太陽光が良いのか

今回、ブログに下記のようなメールをいただきました。ハードアセットを購入したいが、何がよいか? というご質問です。

 

初めてお問い合わせさせていただきます。また、仮名ですみません、PAPAZAMEと申します。

数年前から、九条さんのブログを読ませていただいています。論理的かつ、良いことも良くないことも、事実ベースで紹介いただけているのが読者としてありがたく、毎回の更新を楽しみにしながら、勝手に投資の参考にさせていただいています。

本日は勝手ながら、「最初に始めるハードアセットは、不動産がいいのか、太陽光が良いのか」という点について、九条さんのご意見いただけないかと、お問い合わせさせていただきました。

不動産については、いつも紹介いただいている玉川氏の書籍を購入し何度も通読しながら、他の書籍また1-2の業者の話を聞き、今は某サイトを徘徊してみています。当初、一棟アパートの購入について検討開始しましたが、2023年現在、個人向け1棟目の借入は相応の頭金を入れないと厳しく、手元のキャッシュが少ない現状では、手出しが少なくローン主体で始められそうな太陽光に魅力を感じはじめました。

ただし、太陽光を始めた場合、信用毀損で将来の投資規模拡大が厳しいのではと感じるところもあり、購入後の出口戦略をまだ見通せてもいないことから、自分の今後の投資の方針を定められておらずにいます。

勝手ながら、もし九条さんが2023年の投資環境で仮に私と同じ立場だった場合、とる戦略があれば、勝手なお話で恐縮なのですが、参考にさせて頂けないでしょうか(もちろん投資は自己責任の認識は崩しません)

 

年齢を重ね、資産が増えてきたこのタイミングで、資産規模からは少し早い気がしますが、不動産また太陽光などのハードアセットを信用のレバレッジを効かせて購入し、資産の拡大を進めていけないかと思っています。アラフィフでの経済的自立を目指しています。

突然のご連絡で恐縮ですが、コメントいただけましたらとても嬉しいです。今後も価値ある記事の更新、大変楽しみにしております。

 

個人が安定した収益を上げられる投資先としては、太陽光や不動産はその双璧といえるでしょう。では現在ならどちらが有望なのでしょうか?

利回りが9%台まで低下している太陽光

太陽光発電投資は、土地を購入または賃貸して太陽光パネルを敷き、発電した電力を電力会社に販売する事業です。この事業の最重要ポイントは、買取価格が20年間、法律で固定されているFIT制度が存在していることです。

 

いったんパネルを設置すれば、天候に従って発電してくれ、しかも買取価格が20年間固定。つまり非常に安定した売り上げが期待できるビジネスとなります。不動産のように家賃変動や空室リスクなどもなく、運営コストもほとんどかかりません。

 

また購入にあたってはフルローンを前提としたパッケージローンを信販各社が用意しており、頭金ゼロまはた土地の購入代+アルファ程度の資金で参入が可能です。さらに1500〜2000万円前後のシステム費用のうち10%の消費税分は、直近の決算時に還付されるというメリットもあります。持ち出しがほぼゼロに近いというのも特徴です。

 

では2023年現在も太陽光発電投資が良いのかというと、実はもうほとんど物件が存在しなくなってきています。

 

太陽光発電売買で”最大手”をうたうタイナビ発電所の物件一覧を見ると、トップページに出ている新築物件の利回りは9.2%台まで下落しています。そして中古の比率が増えています。

ちなみに、ぼくが太陽光を買い集めた2018年はFIT18円で、表面利回りはだいたい11%でした。そこから約2%も利回りが下落した形です。たったの2%と思うなかれ。太陽光は不動産とは違い、20年後には価値ゼロになる資産と考えておくべきです。

 

この利回り9.27%の物件のデータでシミュレーションを走らせると、20年間の累計キャッシュフローはわずか370万円です。そしてIRRはなんと1.2%と出てきました。このIRRが意味するのは、1.2%の定期預金と同じリターンだということです*1

 

この数字の良し悪しを見るために、ぼくが2018年に購入した表面利回り11%の物件の数字と比較してみましょう。このいすみの物件のIRRは5.4%(ぼくの発電所の中では中くらい)で、20年間の累計CFは1130万円です。

実質FITは終了

もちろんよく探すと利回り10%、11%の物件もないわけではありません。それでも全体としての利回りはけっこう落ちています。要するに物件価格が上がったというわけです。実際、2018年契約時のシステム価格は1500万円前後が多かったのですが、今売られているものを見るとのきなみ2000万円オーバーです。

 

ではなぜこんなに値上りしているのでしょうか。業者にヒアリングしたわけではないのですが、考えられるのは2つです。1つは円安に伴うインフレ。太陽光モジュールはその多くが中国産で、パワコンもファーウェイがシェアを伸ばしました。ドル円為替は2018年の110円台から3割近く下落しており、これが価格に反映されたというのが一つ考えられます。

 

2つ目はFITの実質終了による物件不足です。FIT制度は年々買取価格が下落しただけでなく、買取に条件が付いてきました。

  • 2018年 FIT18円
  • 2019年 FIT14円
  • 2020年 FIT13円 ※自家消費型の地域活用要件あり
  • 2021年 FIT12円 ※自家消費型の地域活用要件あり
  • 2022年 FIT11円 ※自家消費型の地域活用要件あり
  • 2023年 FIT10円 ※自家消費型の地域活用要件あり

この「※自家消費型の地域活用要件あり」が曲者で、要するに発電した全量の買取が実質NGで、自身で30%以上を消費しなくてはならないのです。つまり、2019年のFIT14円をもって、実質的にFITは終了したと考えるのがいいのではないかと思っています。

 

ぼくが18年に急いで一気に買い集めたのも、FIT18円がほぼラストだと考えたからでした。FITは、売電開始ではなく申し込み年で金額や条件が決まります。つまり、いま新築太陽光発電として売りに出ているのは、2018年や2019年に申し込みだけしたものが、値上げされた形で市場に出てきているわけです。

利回りが下がり続ける不動産

では不動産のほうはどうかというと、2009年あたりをピークとして利回りはもう15年近く下がり続けています。つまり価格が上昇しているということです。こちらの記事のキャップレートの推移を見ると、東京のワンルームで3.8〜3.9%、ファミリータイプで3.9〜4.1%まで下落しています。


ぼくが23区内のアパートを購入したのはかなり値上がりが進んだ21年の春ですが、そこと比較してもさらに利回り低下=価格上昇しているということです。

ただし不動産の評価は期待利回りだけでは決まりません。不動産投資は借り入れでレバレッジをかけるのが基本なので、期待利回りと借り入れ金利の差(スプレッド)が重要な収益指標になるからです。

 

では長期プライムレートはどのように推移してきたかというと、超長期のチャートは下記になります。1970年代あたりって、大企業への貸出金利=長期プライムレートが8%を超えていたんですね。そりゃ、定期預金金利も8%を超えるはずです。

では先のキャップレートの推移と期間をあわせて2003年以降の推移を見てみます。2つのグラフを重ねてみましょう。なるほど、金利が上昇して少し経ってから不動産価格も下落し、金利が下落するのに歩調を合わせて不動産価格も上昇してきたことがよく分かります。

そして直近はというと、長期金利は上昇基調にあり、このままだと数年後には不動産価格は下落するかもしれません。一方で、この20年にはなかった要素があります。インフレです。インフレは紙幣価値の下落なので、不動産のような実物資産の価値は上がります。家賃はなかなかインフレに連動してアップはできず、追随には時間がかかりますが、上昇基調が出てきました。

 

ぼくは不動産の先行きについてはあまり知見もなく確信もありませんが、次のような要素があると見ています。

  • いまだ価格は上がり続けている
  • 一方で金利は上昇を始めている
  • インフレによって価格が上がっている可能性も高い

融資に関する違い

概況はこうなっていますが、さらに太陽光と不動産は似ている部分もありますが、融資に関して大きな違いもあります。

 

太陽光はフルローンが基本で消費税還付もあるため、持ち出しはゼロに近くなります。一方不動産は融資の厳格化が進んでおり、物件価格の1〜2割の頭金を入れることを求められるでしょう。物件価格1億なら1000〜2000万円です。そのため、キャッシュがなければ選択肢はありません。太陽光一択となります。

 

一方で、不動産は土地と建物の価値を金融機関が認めてくれます。ところが太陽光は動産扱いであり土地も二束三文の土地です。そのため金融機関は価値を認めません。受けられた融資は、あくまで個人の与信に対してです。これの何が問題かというと、先に太陽光を買ってしまうと信用毀損が起きてしまい、次に融資が引けないのです。

 

実際ぼくも先に太陽光を購入したので、その後の不動産は苦労しました。いくつかの銀行に「借り入れが多額で、担保もないので貸せません」といわれたものです。そのため、太陽光の後に不動産にもトライしたいなら、先に不動産を購入することをお勧めします。

結論として太陽光か不動産か

では、ご質問に対し、ぼくならどうするかという回答です。サラリーマンをやっているうちにその信用を活用してレバレッジを効かせ、規模を拡大させたいという狙いからいえば、不動産をお勧めします。

 

利回り11%のFIT物件が豊富にあった2018年当時でさえ、実は先に不動産を買わなかったことを後悔しています。結果的に2021年に一棟アパートを購入できましたが、順序が逆だったらより低い金利で購入できたはずです。

 

太陽光も不動産も、価格が安く低い金利で購入できたボーナスステージは終わりつつあります。一方で始まつつあるのがインフレです。物件価格も上昇するでしょうが、長期的には家賃収入も上昇するでしょう。そんな中、実は固定買取制度であるFITは足かせにもなります。電力価格が上昇しても買取価格は同じだからです。

 

すでに卒FITとして、kWhあたり14円とかで買い取ってくれる事業者も出始めており、このまま電力価格が上がり続けるなら、FITで売却するよりも民間に市場価格で売却したほうが儲かる可能性さえあります。

 

というわけで、ぼくならの答えは不動産です。ただし想定は東京などの一棟モノだということはくれぐれもよろしくお願いします。新築ワンルームマンションのようなセールスがかかってくる物件は、不動産投資の名に値しません。

 

また、もし信頼できる不動産業者が見つけられないということでしたら、ぼくが購入した業者を紹介しても構いませんので、TwitterのDMなどでご連絡いただければと思います。

 

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*1:このシミュレーションは金利を2.15%、また消費税還付なし、売上の益税なしという厳し目のシミュレーションです。一方で廃棄積み立て金も入れていません。

2023年6月の太陽光発電実績 早く梅雨あけて〜

2023年6月の太陽光発電実績がまとまりました。絶好調だった5月にくらべ、やはり梅雨入りしたせいもあって、パフォーマンスは落ちています。どんな感じだったでしょうか。

さすがに発電量減少

6月の発電量は54,508kWh。過去最高を記録した5月からは7,276kWhほど減少しました。

ただし予実比では104%となり予算超え。よくよく振り返ると、年間で予算を達成した月は6月、7月、11月しかないので、来月も続けての達成希望です。個別に見ると、白子発電所の調子がやっぱりいいんですよね。6月も22%超過達成でした。

粗CFは37万円あまり

売電額(消費税抜き)からローン返済額を引いた粗CFは、37.5万円と40万円を切りました。直近の平均は月間30万円ちょっとくらいなので、それに比べればいいのですが、2023年はちょっと成績悪いかな? っていう気もします。

過去最高を記録した5月の粗CFとの比較を、発電所別に見てみます。すべての発電所で軒並み下落しています。特に落ち込みが大きいのは筑西かな? 白子、石岡はけっこう優秀な感じです。

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓5月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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資産106億円、年間利益3億円の不動産投資家 『Excelでできる不動産投資「資産管理」のすべて』


『Excelでできる不動産投資「資産管理」のすべて』を読み終わりました。こちら、ぼくが尊敬する不動産投資のマスターである玉川陽介氏の著作。前作『Excelでできる不動産投資「収益計算」のすべて』と併せて「著者の10年間を超える運用成果の集大成といえる内容に仕上がった」としています。

10年で不動産資産106億円、年間利益3億円に

玉川陽介氏のすごいところは、10年前に不動産投資を始めてから、資産合計106億円、売上高10億円、税引前利益3億円という実績を出しているところです。そしてその成績は、P/Lから保有物件の一覧、入居の状況、修繕の状況まですべての数字を一般に公開しているところです。

さらに詳細な財務資料はTikcketシステムのレッドマインで管理し、金融機関にもレッドマインのアカウントを発行しています。財務資料がほしければ、自分でログインしてDLして、という運用です。実際にDLしてくれるのは依頼したうちの半分にも満たないといいますが、利用者から便利だと好評だそう。修繕履歴なども全部データ化し、金融機関がレッドマインからリアルタイムに見られるようにしています。まさにデータを透明にしているわけです。

 

ここまで大っぴらにするってどうなのよ? と思うかもしれませんが、上場企業だと思えば、財務諸表を公開するのは当然のことだというのが玉川氏の考えです。

 

先の利益額や資産額にしても、これを貸出を行う金融機関も見ていることを考えると、嘘偽りないものだということが分かります。

玉川式 不動産投資の特徴

不動産投資本は「物件の選び方」を中心に「管理の仕方」「売却の仕方」などを、自身の体験談に基づいて記したものが大半です。しかし、本書はそれらとは一線を画しています。

 

まず物件の選び方や、木造/鉄骨/RCなどの特徴、管理の仕方などの話は全く出てきません。出てくる話は、金融機関との付き合い方、税務戦略、そしてそれらのための財務諸表の作り方です。本書の約半分は財務諸表の作り方に割かれていますが、これは税務会計のための財務諸表ではなく、不動産賃貸業を行うにあたっての管理会計のためのものです。

筆者の経験では、「内訳の分かりにくい勘定科目について金融機関から問い合わせが入ることもありました。

例えば、「多額の雑損失が計上されているが、これは何か?」というようなものです。雑損失が発生していた記憶もないので元帳をたどると消費税の調整額でした。(略)そこで、筆者は勘定科目をカスタマイズすることを考えつきました。真の雑損失である「雑損失」と「雑損失(消費税)」に分ければ問い合わせが来ないのではないかと思ったのです。

そんなわけで、この本は徹底的に不動産投資家の実務のために、書かれています。しかもけっこう上級者向けだといえるでしょう。例えば、木造/鉄筋/RCの耐用年数と償却年数は理解している前提で、金融機関が耐用年数と融資期間の関係をどう考えているか? などに踏み込んで語っています。

金融検査マニュアル廃止後も、融資期間は金融庁の主要な指導対象です。金融庁は超長期融資をよしとしていません。

(略)じつは、旧金融検査マニュアルにも、必ず耐用年数内に完済しなくてはならないとは書かれていませんが、耐用年数を超える場合は合理的な理由をつける必要があるとされています。

どうです? 金融機関が融資期間をどう考えて、どういう理由でOK/NGを出しているのか、だんだん分かってきませんか。豊富な金融機関との付き合いをもとに、数多くのインタビューと体験から導き出した融資に対する考え方は、国内随一だと思います。

融資と税金

玉川氏の不動産投資に対する考え方は、「賃貸業は、人よりも、市況や資産が中心となる投資性の事業です。そのため他業に比べて社長の役割は少なく、その手腕への依存は低いといえます。逆にいえば、モデルやテンプレートは運用者に依存せず、その再現性は高いはずです」というものです。

 

著者は、高LTV(借り入れ比率が高い)による規模拡大の戦略を選び、続々と規模拡大を進めてきました。この戦略では格安物件を探し求めるのではなく、いかに融資を引けるかがキーになります。そのための試算表づくりであり、財務諸表づくりだということです。

 

またもう一つ、著者が重視するのが税知識です。不動産を持っている人なら分かるとおり、賃貸業における最大のコストは税です。そして、税金面は税理士に丸投げ……ではなく、社長自らが概要を理解してコントロールしなくてはいけないと解きます。

 

課税所得へかかる法人税とか事業税とかは、分かっている前提。その上で、不動産で最も複雑な消費税について徹底的に解説します。分かる人は分かると思いますが、居住用不動産と土地は非課税で、それ以外は課税です。さらに運営主体側も、免税、簡易課税、本則課税とステータスが違います。

 

課税事業者においては、支払った消費税と受け取った消費税の差額を収めなくてはいけません。支払った分は還付される(控除される)ともいえます。ところが、不動産事業は課税売上と非課税売上が混在するうえに、消耗品や交際費などの本社経費の還付(控除)は、課税売上割合に応じて支払った消費税の一部だけに限定されるのです。いわれればわかりますが、あーややこしい。

 

この支払ったのに還付されない消費税は、損金にできるのです。でも、少額の購買によって発生した不還付消費税は雑損失となり、20万円以上の高額な不還付消費税は、繰り延べ消費税として6年償却(実際は60ヶ月だが、年度でいうと6年にまたがる)となります。

 

ぼくも自分の会社のB/Sに「繰り延べ消費税」という費目があって、これなんだろ? と思ったものの、税理士に聞くのを忘れていました。税率10%ともなると、もはや消費税は誤差ではなく、最も大きなコストです。この制度を理解して最適化するのはものすごく重要なのですが、不動産業に特化した消費税の取り扱いについての本は、本書くらいでしょう。

 

というわけで、融資に強く、PLやB/Sに強くなりたい人は、本書を読むと一段レベルが上がるのではないかと思います。不動産業をやっていなくても、例えば借り入れをベースに減価償却の大きい事業を評価する場合の考え方は、この本の応用編だともいえるでしょう。

 

初心者向けではありません。でも、深く学びたい人には圧倒的にオススメしたい、ぼくのバイブルです。

 

2023年5月の太陽光発電実績 粗CF50万オーバーで過去最高値を更新

2023年5月の太陽光発電実績がまとまりました。1年で最も日が長いのは6月ですが、梅雨入りするため、発電量は5月が多くなりがち。さて結果はどうだったでしょうか?

 

最も発電量が増える5月

太陽光発電の発電量は日照量にだいたい比例します。そして1年で最も昼間が長いのは6月22日の夏至です(年によって21日か22日)。日照時間は全国平均で、次のようになります。

  • 夏至:14時間50分
  • 春分/秋分:12時間
  • 冬至:9時間45分

昼と夜の長さがおなじになる春分/秋分に対するパーセンテージでいうと、

  • 夏至:123%
  • 冬至:81%

と、ざっくり夏至は平均から23%増加し、冬至は19%減るということです。実際の発電量で見ても、夏は118%、冬は80%という数値です。本当は夏至のある6月が最も日照時間が長くなりそうですが、6月は梅雨があるため、発電量トップの月は5月です。

過去最高発電量を更新

そんな5月の発電量は、過去最高を更新して61,784kWhとなりました。マンション4人家族の場合、月間消費電力の平均は316kWhなので、5月は195世帯分の電気を発電したことになります。

なお予実比でも、久しぶりに100%を超えました。エースである白子発電所は計画比115%と上ブレしており、全体でも103%。やっぱり上ブレっていいですね。

粗CFは50万円オーバー

売電額(消費税抜き)からローン返済額を引いた粗CFは初の50万円超えとなりました。当然過去最高です。発電量が多いのだから当たり前といえば当たり前なのですが、ローンの影響もあります。木更津発電所は、こちらの手違いで一般的な元利均等ではなく元金均等になっており、毎月少しずつ返済額が減るからです。

発電所別の粗CFを計算すると、下記のようになります。唯一10年ローンの木更津だけは厳しい数字ですが、ほかはそこそこ稼いでくれていて、これだけでもけっこうな収入になる感じです。

まもなくサラリーマンを退職して完全FIREとなりますので、そうなるとキャッシュフローは太陽光と不動産がメイン。頑張って発電してほしいものです。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓4月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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