投資テクニック
昨今、指数にレバレッジを掛ける投資法が流行で、これが熱狂末期の投機的な行いなのか、人的資産の将来価値を含んだ最適ポートフォリオを作るためのレバなのかは分かりませんが、面白い状況になってきています。 ただ、多くの場合、リターンに2倍なり3倍なり…
証券会社は銀行から即時入金できるのが普通になっています。これは、クイック入金といったりリアルタイム入金、クリック入金などいろいろな呼び方がありますが、だいたい同じモノで特徴は3つあります。 即時入金が反映される 手数料はかからない(無料) 対…
12月優待クロスの資金が戻ってきましたが、1月は大した優待もなく遊ばせることになってしまいます。この間、何かに軽く投資できないか?ということで見つけたのが、下記、auじぶん銀行の外貨定期預金金利10%キャンペーンです。 外貨定期預金キャンペーン | …
米国市場は12月31日もやっているので、日本時間元旦の早朝まで相場は動いているわけですが、まぁだいたい1年が終わったという感じです。この1年の株式相場を振り返ってみたいと思います。 右肩上がりだった米国株価指数 ボックス相場になってしまった日本株 …
楽天証券が2022年4月から、投信保有残高に応じたポイント付与を改悪することが話題です。これまで、残高10万円ごとに毎月付与されていましたが、4月からは保有額が「〇〇万円突破で〇〇ポイント」という形になります。 改悪の内容 それほど大きな影響はない…
いろんな要因があると思いますが、投資信託が活況です。2011年には公募株式投信全体の額は100兆円規模でしたが、この10年で3倍近くに増加し、直近10月の純資産総額は287兆円まで増加しました。では、この投資信託はどこで誰がどのくらい利益をあげているので…
2021年もあと20日ちょっとで終わり。となると、気になるのが納税です。12月の優待クロスポジションはまだまだあるので、これが完了しないと税金計算も完了しないと思い子で板野ですが、なんと、特定口座の損益計算は約定ではなく受け渡しで計算するんですね…
ロボアド業界も成熟が進み、基本王道のWealthNaviだけでなく、人間のアドバイス込みのフィデリティの「ザ・ハイブリッド」、またAIによるアクティブ運用を行うFOLIOの「ROBO PRO」などさまざまなものが登場してきました。 しかし、WealthNaviはやっているこ…
世の中にはプライベートバンクとかウェルスマネジメントとかいう事業があります。要するに、富裕層に代わって資産運用と管理を代行するビジネスです。ところが、どうにもプチ富裕層のニーズを満たしていないように思うんですね。こんなことをしてくれるなら…
12月の目玉優待銘柄といえば、ブロードリーフ。100株あたり1000円の金券を優待として付与することで注目を浴びました。ところが、その利回りの良さから早期に一般信用は枯渇。簡単には優待クロスを行えません。なら、現物で持ったらどうか? 今回はそれを検…
昨今レバレッジETFが人気です。これまでレバレッジというと、ギャンブル的に見られることが多かった印象ですが、実はインデックス投資においても適切にレバレッジをかけて、リスク・リターン比を維持したまま期待リターンを高めるのは合理的な行動です。 し…
日本郵政がPOを実施しました。政府が保有する株式の第3次売り出しです。POには、増資して新たな株を売り出すパターンと、大口保有者が売却するパターンがありますが、今回は後者。売り出し価格は、その当時の株価よりもディスカウントされるので、差額が利益…
レバレッジETFは“減価する”とよく言われます。これは、長期で保有した場合に、現物を持つのに比べてパフォーマンスが悪化することを指しています。例えば日経平均ETFと日経レバ2倍ETFでは、本来2倍のリターンになるはずが、実際はもっと低くなるという話です…
インデックス投資家が増えてきたとはいえ、世の株式投資の主流はトレードです。これは、東証売買高のうち、7割を信用取引が占めていることからも分かります。なぜ、ここまで人はトレードにハマるのでしょうか? 日経平均先物ミニを買ってみた 購入も売却も雰…
前回、株式の節税マニュアル(1)として、基本的な考え方を説明しました。金融商品への課税は、損益通算できる箱が3つ(+1)あること。そして節税の方向性としては、(1)税繰り延べ(2)控除枠と経費の活用(3)税率の違いの活用 があることを簡単にまとめ…
前回、株式の節税マニュアル(1)として、基本的な考え方を説明しました。金融商品への課税は、損益通算できる箱が3つ(+1)あること。そして節税の方向性としては、(1)税繰り延べ(2)控除枠と経費の活用(3)税率の違いの活用 があることを簡単にまとめ…
いやはや9月のクロスは大失敗でした。制度信用を使って配当を取る、いわゆる配当クロスです。どのように失敗したのか、原因は何か、そして今後に向けての対策は何かを考察しておきます。 当初の目論見 野村Webローンで資金を借りる GMOクリック証券でクロス…
先日税金を約100万円クレカで支払ったのですが、その引き落としが週明け27日にあるのをすっかり忘れていて、本日は金策に走り回りました。金策といっても、要はほかの銀行口座にあるお金を細々集めたり、証券会社に残っている資金を出金したり……なのですが、…
資産の推移のシミュレーションというと、株式の期待リターンが6%くらいだから、100万円の資産を株式100%で運用すれば、20年後には320万円になっている……というようなシンプルな手法が主流です。 ところが実際の相場は毎年6%なんてことはなく、ある年は20…
最初は日本の個別株から始めて、もう投資を20年くらいやっています。その間、リーマンショック、コロナショックも経験し、相場の大幅上昇と暴落も経験してきました。そん中、さすがに投資の経験値は多少貯まってきたわけですが、1つ分かったことは、どの時代…
良いのか悪いのか、いろいろな投資手法を試すが故に、数多くの証券会社を利用しています。みんな有名な、楽天証券とかSBI証券とかを使っている人が多いと思いますが、実はマイナーな証券会社にもけっこうメリットがあるものです。 ここでは機能のマルバツと…
最近、SNSでも「マネーフォワード最高!」という声を聞くことが増えてきました。ここでいうマネーフォワードは、個人向け家計簿アプリの「マネーフォワードME」です。初期は、自動作成家計簿として使っている人が多かった印象ですが、最近は総合資産管理アプ…
法人の投資口座として、マネックス証券に口座を作ってみました。既に楽天証券に口座を持っているのですが、なぜマネックス? そのあたりをちょっとまとめてみます。 法人口座の開き方 なぜマネックスでも? 楽天証券法人口座、個人口座との比較 法人口座の開…
ストックオプションをもらった場合、気になるのはその行使タイミングです。いつどんなリスクを取っていて、行使タイミングで何が変わってくるのでしょうか。考えてみました。 ベンチャー企業で重要なストックオプション 1:いずれお金が必要なときまでそのま…
3月の優待クロスから返ってきた資金を使って、8回目となる楽天証券の大口優遇の更新を行いました。もう慣れたもの……と思っていたのですが、思わぬミスも。 今回もトヨタ自動車 無事に約定したので返済 今回もトヨタ自動車 3ヶ月おきにやってくる大口優遇の更…
3月の権利確定日に、高配当銘柄に絞って複数配当クロスをやってみました。配当クロスは株価変動をヘッジして、配当の15%を獲得するワザですが、唯一のリスクは逆日歩です。さて、どのような逆日歩だったでしょうか? www.kuzyofire.com 想定内? 想定外?の…
優待クロスのバリエーションの1つに、優待目的ではなく配当目的でクロスを行う、「配当クロス」というものがあります。3月は配当を出す銘柄も多く、しかも大量の銘柄があるので狙いが分散されがち。配当クロスの可能性について、考えてみました。 配当クロス…
3月の優待クロスでは、一般信用を使わずに制度信用にトライしようとする人もいるでしょう。しかし、最大の難所は制度信用につきものの逆日歩です。この逆日歩は無制限につくわけではなく、最大額が決まっています。この計算方法を。 逆日歩と最高逆日歩 最大…
SBI証券が4月1日から「投信マイレージ」の付与率引き上げを発表しました。これは、保有している投資信託の残高に応じて、Tポイントを還元するというものです。実質的にeMAXIS Slimなどの低コストインデックスファンドの信託報酬が半減することになります。 e…
「今年の日経平均株価の目標は3万2000円だ」「ドル円は120円まで円安に向かう」云々カンヌン。世の経済評論家たちは、こんなふうに株価や為替の予想を行います。そしてその理屈付けとして、「経済状況がこうだから……」とか「このチャートの形を見ると……」だ…